仄暗いお散歩

廃墟 廃屋 事件現場 カイラスチャンネル(You Tube)

 街の駅近くにあるという、姉のアパートに連泊をしてどこか高揚感を隠しきれないでいる、キョーコさん。 それもそのはず、夢にまで見た毎夜うわ言のように渇望し続けていた、喉から手が出る程に欲しかったあの念願のLPレコードを遂に買ってしまったのだという。高校での勉 ...





 深い山の中でひっそりと眠る、羽幌炭鉱の廃墟炭住マンション。 とある階の新聞紙やチラシが散乱する部屋    田代隆志君の英語プリントが野ざらしのまま。 本人はもう定年退職をした頃だろうか。 永久凍土に閉じ込められたような固まった建物と室内と時間。 チラシ ...

 サンリオではなくて学研のキャラクターである『タイニーキャンディ』の日記帳を選んだ、キョーコさん。 地平線まで続く草原。放牧されている羊やウサギ達。 煙突から煙を出す赤い屋根の家。 そう、このタイニーキャンディの少女とは、親に頼まれて牛の餌やりをする時の ...

 壁に投げつけ密着して乾燥して干からびてしまったソバのような蔦が壁一面を這う姿に、出かかった言葉を飲み込んでしばらく黙りこくってしまった、僕    改めて外回りを眺め見ると、実に幾つもの多様な顔を持っていることに気付かされる。 コロナ禍でここの再開発計画 ...

 偶然なのか、キョーコさんの卒業と合わせるように、遂に、この分厚いハードカバーのZiGGY日記帳も最終ページに到達することになる。 日記帳とともに終わる中学校生活の名残惜しさ溢れる悲しみに付け入るように、松山千春に関しての信じ難い大事なお知らせが二つも彼女の耳 ...

 卒業と廃校が目前まで迫って来ているということもあり、先日みんなで購入をしたプレゼントを先生方に学校まで手渡しに行った、キョーコさん達。 普段語ることのなかった先生達の名前を出して思い出を語り尽くす、彼女。 小学校時代も合わせて九年間の積もり積もった鬱憤 ...

 二回目の羽幌炭鉱訪問。 以前と同じく僕以外の訪問者はいない様子。 車を炭鉱アパートが並ぶ手前の空き地に駐車させる。 消えた住人。 ゴーストタウン。 都内みたいに壁を越えなくてもこの時間の止まった空気を気兼ねなく肺の奥底まで吸えるのだから、わざわざ東京か ...

 今回の日記で和香子ちゃんは、自分の部屋の見取り図を詳細に図にして峰尾に説明をしてあげている。 そう、それは見比べても信じられないだろうが、この写真の部屋を漫画チックに図にしたものなのである。 中央にあったはずの和香子ちゃん曰く『愛しの・・・』とまで言わしめ ...

 高校生活スタートまでの最後の中学生としての余韻を楽しんでいる、キョーコさん。 少し前までは高校進学が危うくて人生に絶望をしているような悲観的な言葉ばかりが日記に踊っていたが、今では、炭鉱のおじさんに高校入学のお祝いなのかプレゼントを貰ったり、高いコーヒ ...

 大ホールに続く、奥に真っ直ぐ伸びる廊下があった。途中には右左に小部屋がいくつか配置されている。 順番に小部屋に入っていく。 不自然に立たされているかのような木製の棚が引力のある存在感で部屋の壁際に立っていた。 福島の地震があった時にここも震度6ぐらいはあ ...
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