仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地、残留物

 家の電気が遮断されていても、固定電話は繋がる可能性がある。その先のNTTの局舎に問題が無い場合である。 まさかとは思ったが、誰もいない廃墟で男がたったひとり、埃を纏った黒電話の受話器を   ツーという音がしたらかえって怖いな、などと、胸縮ませられる思いでこ ...





 校舎から便所部分が切り裂かれでもしたかのように崩れて落ちて、裂け目が生じていたので、そこから体を蟹のようにして僅かな隙間より横歩きで侵入を試み、見事成功を果たす。 目の前の家庭科室に入ってみた。 家庭科の時間。 懐かしい記憶には違いないはずだが、何をや ...

 旧車ブルーバードの横には昔ながらの木製の茶箱が二つ、玄関のドア前、探索者の前に敢えて立ち塞がるかのように積み重ねて置かれていた。僕のことなど想定もしていなかっただろうが、せめてもの抑止のためにと、ドア前に障害物を置いていった可能性は高いように思える。  ...

 事の真相をお話しましょう、などと、もったいぶった口調で試験日当日の顛末を書き始める、キョーコさん。 過疎の町ならではなのか、高校の入学試験へ行くのに、中学校の担任の先生が当日の朝、車で迎えに来てくれたのだという。 付属校に到着。 想定外であった、受験生 ...

 ラブホテルでありながら、高級中国薬膳料理レストランの店舗を最上階に構えていたという他に類のない独自路線で相模湖の湖畔においてひときわ妖艶で底知れぬ異彩を放っていたという「ローヤル」。 廃墟となった今ではその外観はより一層深みが増し、緑も眩しい穏やかな湖 ...
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