仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地、残留物

 やろうやろうと、自らを奮い立たせるも、気づいてみれば、受験の日まであと残り二週間ばかり。 ボソリとつぶやくキョーコさん。 早すぎます、と。 気が気じゃないバレンタインデーも、もううすぐそこ。 何の当てもないバレンタインデー。私はどんなに惨めになってもよ ...





 台座の上には肩からもぎ取りでもしたような腕のような流木。 この事務所内まで海水が浸水して来て、潮が引くと台座にはごろりと流木が。時間の経過とともに乾燥して、まるで置物としてメルカリでも売れそうな観賞用の流木として人知れず再生したのか。 いや、台座の上ま ...

 建設会社やご自宅前での撮影は約二十分ぐらいに及んだだろうか。  シャッター音、衣擦れの音、コンバットブーツのソールがアスファルトを軽快に掻き鳴らす音。 デビュースのご主人がもしご在宅ならば、上から僕の気配には当然気づいているはずであり、あの男、ついに自 ...

 府中米軍通信施設の事務所のような建物があり、その横に工場らしきもの。またさらに口が開いていて、隣接して同じような建物が並んでいる。 「FIRE EXIT」と書かれた本来なら避難口であるらしい開け放たれたままの戸口をくぐってみる。アメリカ人仕様にしては高さ幅ともに ...

 二階の階段を僕が下り始めると、ガクッ、ガタッ、ギギギ、という音が階下から響いてきた。 矢継ぎ早に、摺り足気味にコンクリートの通路を歩く擦過音がしたかと思うと、僕の視界を一人の男が右から左に横切ったのだ。 紛れもなく、彼は一階の何れかの部屋にいたに違いな ...
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