仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、事件現場・・・ひとり探索記ブログ~ Dark Walking Tourism ダークツーリズム

 キョーコさんは遅刻をする。起床時間が始業時刻と同じという、本来なら頭を抱えて叫びたくなる状況のはずだが、なぜか彼女は悠然と落ち着き払い、息を荒げ心臓の鼓動を早めるでもなく、学校の規則や決まり事に反発するかのような態度で、まるでランウェイを歩く優雅なモデ ...





 廃屋生き仙人こと、Iさんが不意の訪問者である僕に、比較的ためらいもなく心を開いてくれたのは、ある偶然に偶然が重なってのことだった。 何しろ見ての通り、これなのだから、長年の経験を元に廃屋であるという判断を下してしまった、怪しげな僕を発見し、家主であるIさ ...

 殺人事件のあった公売物件の豪邸に行き、そのままに散らばる残留物を丹念に検証をした時も特にあれこれと感じたことはなかった。その殺人事件は未解決のままであり、怪しげな何かを包んだホイルを密閉した瓶入れなどが庭にまだ転がったままであったが、好奇心が上回ってし ...

 仙台空港に到着したのが翌日の夕方。大事をとって踏査はさらに翌朝6月1日に持ち越すことにした。 午前9時半、白河とサブは仙台駅前のビジネスホテルからタクシーに乗り込み、勾当台公園へと向かった。[登場人物] キョーコ(菊田京子):道東の廃屋に40年前の日記を残 ...

 庇にガラス戸という、店舗らしき建物があったが、中は空で”ひとけ”はないということで、とりあえず、店の裏側に回ってみることにした。 勝手口のドアは勿論、閉じられている。 港区の路地の奥の奥の質素な木造店舗において、かつて、美容室が営まれていたということら ...

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