仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地・・・探索記ブログ~ Dark tourism ダークツーリズム

 観音開きのドアを押して中に入って行った。苦役を強いられ疲弊していながらも、食欲と性欲だけは溢れかえっていそうな、独身男性のみが寄り集まる、むさ苦しい建設現場の飯場をイメージしていたが、内装も地方の洋風の小規模美術館のような落ち着きのある洒落た作りになっ ...





 玄関を入った左、年代物の洗濯機の向かい側上部にあった棚のガラス棚には、こんな注意書きがしてあったが、達筆すぎて読めない。 従業員一同、これを全員読めるような、今ではもう高齢者ばかりの年齢層がその当時、若い働き手として、この入船で元気に働いていに違いない ...

   キョーコが消え入りそうな声で均に頼んだのは、金山に渡すラブレターの取りつぎだった・・。何だ、そんなことかよ。均は拍子抜けして思わず吹き出しかけたが、キョーコの真剣な眼差しに気づいて慌てて呑み込んだ。これまでも、金山への片思いについてキョーコから何度 ...

 バブルが崩壊して破綻した別荘地に放置されたままのコテージのような、とある一室に入ってみた。 一番上の通信カラオケのあった棚は空(から)になっている。転売可能だったのだろうか。その下の細い枠の中はミキサー。そして、VHSのビデオ・デッキ、有線放送、と並んでい ...

 例によって、都内から泊りがけで行く程でもない、片道二時間ぐらいでお手軽に訪問できそうな、かつ、探索しがいのある”廃墟”はないものかと、しかし、もう方々行き尽くしたのではなかろうかと、そろそろ、その重い腰を上げ、北の方へ、家財道具を売り払ってでもして、旅 ...

 ファーストフード初体験はつい先日のことなのに、すっかりその魅力に取り憑かれたキョーコさんは、ファーストフードに目覚めた初期段階の人が大抵そうであるように、中毒患者のように、今日も街へ繰り出し、数軒のはしごまでして、ピザやチキン、ポテトやデザートまで食べ ...

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