正直、これのベースとなっている『冷やし甘酒』を、実際に飲んだこと無かったばかりか、こういうものがあるんだということすら知らなかった、東京出身者です。お酒はビール以外あまり飲まない甘いもの好きの子供舌。酒粕と米麹を使用しているために、購入をためらう人が多い ...
「修滅」ゴーストファクトリーひとり周遊.2 住友奔別炭礦立坑櫓
広大な敷地に散在する、数十年前に役目を終えた廃施設群。まるでテーマパークを巡るように散策を続ける。カラフルなポップコーンやチュロス、はたまた、道民のソウル・スナック『ビタミンカステーラ』などを屋台販売しておくれと・・・、そこまでの贅沢は言わないが、ドリンク ...
ゴーストファクトリーひとり周遊.1 住友奔別炭礦立坑櫓
三笠ではまだらで赤錆の今にも倒壊してしまいそうな『住友奔別炭礦立坑櫓』が、視界のどこへでも入って来る。初めての訪問でも車の運転に迷うことはない。 もうすぐ昼だというのに全く人を見かけない街中。低層階の古びた家屋ばかりが並ぶその中に、異様に高く、太く、頑 ...
廃屋、ジョージ交流館.1
北海道滝川市を早朝に立ち、三笠市にある『住友奔別炭鉱』へと車を走らせる。途中、古き良き炭住の”風景”がなかなかだということを聞き、奈井江町に寄ってみることに。 平日の朝9時頃。滝川や札幌だったらとっくに街が活動を始めている時間だが、ここ奈井江町では人家は ...
「廃イニシエーション・アーチ」 廃墟高層アパート戸別訪問、羽幌炭鉱跡.10
廃墟高層アパートの戸別訪問をなんとか終わらせる。母から子への感動的な伝言。新築したばかりの炭住に、突如忍び寄る閉山の危機。かれこれ数十年が経過した、この廃アパートの各部屋には、未だに様々な人間のドラマ、ひとつの産業の終焉 などの痕跡が残っていて、そ ...
「カラチの幼女」 死蔵、初出絵葉書コレクション.1
『ネイル、乾いたかなぁ・・・』色々な国へ行った時に、買い集めている絵葉書。たまる一方で使う機会もなく、このまま人目に触れず死蔵させるのも惜しいので、ひっそりと、一言つぶやきながら、公開していきたいと思います。各国の、場末にあるおみやげ屋さんの、更に店の奥底。 ...
縛りの無い一般人が、アサヒ『モンスターコーヒー』を飲む
最近、飲み物は『サンプル百貨店』か『ラ・クーポン』でしか買わなくなりました。どちらのショップも、期限切れ間近か、不人気やいわくつきなどの理由で、市場に大量在庫として溢れている飲料を、相当な激安価格で売っています。『モンスターコーヒー』も、そんな中の一本。 ...
「お祈り部屋」 廃墟高層アパート戸別訪問、羽幌炭鉱跡.9
車中泊からの早朝探索による疲労に加え、あまり意味が無いと内心薄々気づいている『全戸訪問』の自己縛り。 これといった達成感にありつけそうもなく、半ば惰性で部屋から部屋を巡り繰り返す中、思わず立ち止まり、自分の足元を見つめ直す良い機会を与えてくれるような部 ...
「栗毛の少年と犬」 廃墟高層アパート戸別訪問、羽幌炭鉱跡.8
元炭鉱夫とその家族。高度経済成長期の”あの”日々を懐かしみ、「苦しかったけど、あそこでの苦労があったから、今がある。お父さんが北海道まで行けるのは今だけかもしれないから、旭川動物園を見るついでといってはなんだけど、行ってみよう!」 山奥の、森に埋もれ廃 ...
「密林部屋の赤い便座」 廃墟高層アパート戸別訪問、羽幌炭鉱跡.7
芸人やかつての映画スター達が、街中でぶらぶらとお散歩をしながら食べたり飲んだりするだけで、高額なギャラが貰える。 そんな安易な番組をゴールデンタイムなんかで放送しているから、”バカにされている”と憤慨した賢い視聴者に愛想を尽かされ、最近のテレビ番組の視 ...