北海道は釧路、マリモで有名な阿寒湖は阿寒町。今まさに草木に覆われ山の中へと消えようとしている、雄別炭鉱の遺構群。
その中でも心霊スポットとして名高い、雄別炭鉱病院を中心に散策をすることに。
行く途中にあった炭住。
人の気配はない。
雄別炭鉱記念碑。
裏には協賛者の方々。
雄別購買の跡。
地元の若者の定番肝だめしスポットになっていて、その証しを誇らしげに残す彼等の落書きで内部は覆い尽くされている。
宮沢りえ全盛期当時の落書きか。
稲垣容疑者ではなく、稲垣メンバーとニュースのアナウンサーが連呼したあの頃。
森本商会はバブル、リーマンショック、円安を乗り越えたでしょうか。
下手にも程があるイラスト。
粉砕済みの少便器。
どこの廃墟でも、便器は破壊されていなければツルツルのぴかぴかで、これが本当の「掃き溜めに鶴」。
ネットカルチャーに汚染され始める廃墟。
シャッターで閉ざされた部屋。
仄暗い部屋。
上への階段は今にも崩れそうだが、人ひとりの荷重にはなんとか耐えた。
2階部分はかなり危険な状態に。
一気に崩れ落ちる日もそう遠くなさそう。
周囲の深い森。
途中、ほぼ新車の営業車らしいバンを見かける。
営業マンが昼飯でも食べているのかと中をチラリとみるが、車中には誰もいない。
変質者が来たと勘違いされ、一時的にそこらへ退避したのかもしれない。
物故者追悼法要の杭。
こっちは完全な違法放置車両だと思われる。
荒れ放題の運転席。
その昔、右肩上がりだった経済成長のエネルギー需要を担い、当時花形産業の石炭会社が山を切り開き作った炭鉱の街。
今や違法なゴミ捨て場や心霊スポットに成り下がっているのが悲しい。
深い森、一人でフラフラしているのも身の危険を感じるが、次はいよいよ、雄別炭鉱病院へ向かうとする。
続く…
こんな記事も読まれています
コメント
コメント一覧 (2)
おれさん。
令和になってもこの記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。
思えば、この記事を書いた時ぐらいにブログ村に登録をし、
飛躍的に読者が増えた嬉しい記憶があります。