石膏像
美しいオホーツク海を眺める国道244号線沿いに、色彩はすっかりと褪せ、腐臭のごとく負の存在感を際立たせている廃墟群があった。

前景
正式名は「網走観光センター オホーツク海産市場」。

車が次から次へと通り過ぎる立地の良さそうな場所だが、今では建物の荒廃が進み、風光明媚な風景をただ蝕むだけの厄介者となっている。



錨
これらは複数からなる名前のごとくの観光センターで、こちらは『レストラン&喫茶 錨』。

錆びたシャッターはびくともせず。



レストラン
鍵はきっちりとかけられ、カーテンにより中は窺い知れない。

傍らには夜に来たら死体のように見えそうな石膏の女性像が横たわっていた。



自販機
旧式タイプの大塚製薬の自動販売機。



ベルミー
強烈な甘さが懐かしい、ベルミーコーヒー。



標識
パトカーでも通ったら、職務質問される確率が半端ない状況。



郷土料理
炉端焼きでもやっていたんでしょうか。



レストハウス
修学旅行生達がこぞってホワイトチョコレートを、しこたま買い込んだかもしれない、かつての輝き、レストハウス。



土産
道の駅の出現で、よっぽど強力な資本でもないと、このようなお土産センターの経営は難しそうです。



裏
数十年放置されたままの模様。



階段
事務所らしき建物があったが、ここも鍵がっしっかりとかけられていた。

通り過ぎる道産子ドライバーの呆れたような冷たい視線を浴びつつ、さして収穫のなかったオホーツク海産市場を足早に去る。

おわり

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