府中基地跡 二つ
 西武多摩川線の多摩駅の方へ行こうと、調布飛行場の滑走路脇にある『武蔵野の森公園』を突っ切る。そして東京外国語大学の横を通ると、遂にというかやっとというか、米軍施設のあった土地が更地になっていて、『イトーヨーカドー建設予定地』との看板を目にする。業績不振で不採算店を大量に閉店させる予定のイトーヨーカドーが、本当にこんな中途半端な場所に店舗をオープンさせるのかは半信半疑だが、このぶんだと府中の基地跡に未だ現存する朽ちかけの米軍施設が、同じ運命を辿る能性が大いにあり、改めてこの目に焼き付けておこうとの思いから、バイクを走らせた   




府中基地跡 危険
 最寄り駅は京王線の東府中駅。自転車やバイクの人は、平和の森公園や生涯学習センターの駐輪場に余裕で駐輪できる。

 生涯学習センターすぐ横の細い道を入って行くと、早速物騒な看板が・・・



 
 府中の米軍基地跡の地図です。



府中基地跡 防災訓練
 金網が張り巡らされた、刑務所内のような楽しくなさそな公園。

 向こうに見えるのは『生涯学習センター』。このまま基地跡を、左回りにお散歩して行く予定。



府中基地跡 鉄塔
 『生涯学習センター』を過ぎ、いよいよ米軍施設が残る地へと。府中っ子にはお馴染み、鉄塔がお出迎え。この基地跡の鉄塔はまだ使われているとか。その横に鎮座するのは・・・



府中基地跡 街
 廃墟化した米軍施設に隣接する普通の住宅街。それ系のマニアの人達が色々とトラブルを起こしているらしいので、怪しまれないようにいつもの廃墟侵入ファッションではなく、気持ちお洒落にして一般人を装う。



府中基地跡 財務局
 英語は勿論、中国語や韓国語の表記もある。『国有地』の文字がやけに右に寄っているが、左に何か書いてあったのだろうか。



住宅 府中基地跡
 蔦が這い草木が生い茂る基地跡内の施設。通りすがりのおばさんが「国有地だって。薄気味悪いねぇ~」と漏らすのも頷ける光景。



集合住宅 府中基地跡
 背後には都営アパート。対面するのは米軍アパート。もう自然に帰化してしまっている。

 スタスタと歩き・・・ 振り向く。



府中基地跡 アンテナと建物
 ここへやって来る理由が「これを見に来た!」という人も多いはず。旧共産圏やアフリカの元独裁国家などを旅行し、街中を適当に歩いている時、よく見かけるのが、貧国に見合わない巨大な建物だが、ボロボロで骨格のみの状態で、何故か一様に屋上や庭にどでかいパラボラアンテナが置かれたままの光景を、不思議と何度も見かけた。どう考えても政府の建物。政権が崩壊しても、アンテナは利用価値があるため残されていたのか、理由が不明だが、府中のこれも同様の理由なのだろうか。



府中基地跡 ダブルアンテナ
 ワシントンと通信していたかと思うと・・・ 特に、感慨深いというのもない。



府中基地跡電灯
 お友達を家に招き入れた時、窓からこれが見えたら、気まずいことになりそう。



府中基地跡 アパート©
 住宅街の袋小路にある駐車場よりの眺め。

 健全な人を装い、不審者通報もされずに折り返し地点を通過。残るはあと半分・・・・・・



つづく…

「複数侵入者と災い」 更地になる前に、府中米軍基地跡を訪ねる.2

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