グロリア グリル2
 まれに通る住宅街の小道にあった工場のようであり、どうも何をやっているのかはよくわからなかった建物。いつしか順々に解体をされていき、更地になり地ならしをされてから現れたのが、錆々の年代物のセダン。

 所在地で言うと東京の調布市。以前に記述した裏道、故・水木しげる先生から睨まれた所より200mほどの距離で発見をする。

本日死去、水木しげる先生を弔いに自宅へ赴く

 ちなみに、この記事のおかげで、とある日にこのブログへかなりのアクセスがありました。年末の紅白では、”いきものがかり”がゲゲゲの女房の主題歌『ありがとう』を、追悼コーナーのようなところで歌うようだし、偉大な先生の残した偉業については、今更ながら敬服をするばかりです。

ありがとう
Epic Records Japan Inc.
2013-10-23




グロリア 遠目
 3回ほどかよって、ここ一週間は解体工事が中断していることを確認。遠慮なく敷地内へと侵入する。周囲の住宅からはスチール製の板で遮られているので、心置きなく活動ができるのは嬉しい。

 早速、お目当ての車両へと   



グロリア うしろ
 おそらくクラウンではないかと、度々遠目で見ながら推測をしていたが・・・



グロリア 状況
 生粋のカーマニアでもないので、この時代のセダンと言ったらクラウンぐらいしか浮かばない。



グロリア 見下ろし
 ツートンカラーかと思いきや、塗装の下地が見えてしまっているようだ。



グロリア ノーマル
 クジラ型と言われるクラウンだと当たりをつけていたが、どうやら完全に違う。



グロリア 丸太
 ここから少し行ったファミマの駐車場で、水素で動くトヨタのMIRAIを見たことがある。乗っている人が全員スーツ姿だったので、ディーラーの関係者かなんかだったのかも。車格はそんなに無いのに、威圧感があるというか、遠目でもとにかく存在感が有り過ぎるのが印象に残る車だった。

 かたや、昭和の忘れな草、残土と瓦礫の間隙より、数十年ぶりに姿を現わした、レトロヒストリックカー。



グロリア 前より
 王冠のマークではない。



グロリア ボンネット
 ロングノーズの流麗なデザイン。



グロリア 食い気味2
 西部警察で「これ絶対ぶつかるやつだろ」の筆頭になっていたような、セドリックだろうか。



グロリア サイド2
 サイドに車名プレートがある。



グロリア サイド
 日産のグロリアだった。



グロリア 俯瞰
 もうすぐ、ミラーレス車が認可されるようですが、これはドアミラーが禁止されていた頃のボンネットミラー車。



グロリア フロント2
 都内で写真を撮っていると必ず声をかけられてしまう。怪しい人への声掛け運動みたいのがあるらしく、それに該当してしまっているのかもしれないが、とにかく鬱陶しいことこの上ない。

 この場所は都会の住宅街の死角のような所で、人通りはあるものの、道よりはかなり離れている。更に、解体作業用の高い塀が備わっているので、活動には最適なロケーションだ。

 なので、ためらいもなく、運転席チェックをしてみる   



グロリア 運転席
 ラジカセは装備してあったようだ。ギアはマニュアル。



グロリア 横
 かろうじて残っている屋根付きの建物内も確認してみる。



ホンダ軽トラ 後ろ
 それなりにまとめられているゴミ類とともに、これまた古そうな軽トラが。



ホンダ軽トラ 全景
 縦目4灯のフロント。



ホンダ軽トラ フロント 縦
 ホンダの軽トラだった。



ホンダ軽トラ フロント2
 どうやら、この車種は『Honda TN-7』。2ストエンジン。1975年前後の物らしい。TNとは、故本田宗一郎氏が名付け親で『Truck Norimono』の意味がある。最近のホンダのCMコピーはここから来ているようですね。






グロリア 後ろ斜め
 水木しげる氏と本田宗一郎氏に敬意を払い黙祷をしてから、涙を滲ませつつ、数週間以内に廃工場とともにスクラップとなる運命の”グロリア”を再度、写真に収めた   



おわり…

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