北朝鮮観光 北京駅
 日本国内で北朝鮮観光を取り扱っている旅行会社に「年末年始を平壌で迎えたいのですが・・・」と、とりあえず希望を出してみた    が、向こうもいろいろ事情があるらしく、その時期は催行をしていないとのこと。帰りは瀋陽OUTで中国国内の旅行も考えていたため、余裕をもって移動することも考えて、平壌入りは12月上旬にしてもらった。

 たいそう立派にみえる北京駅だが、構内にいても底冷えする寒さ。中国のホテルなどにもいえるが、装飾や色使いは派手でとても豪華そうにみえても、大概が見せかけのハリボテの場合が多い。北京駅などその最たるもので、エレベーターは始終故障中だったり、壮絶に汚いトイレなど、とても国を代表するような駅のクオリティーに達しているとは思えない。

 人が多すぎて待合室の椅子に座れないから仕方なく、内陸部からはるばる出てきたような疲労感漂う中国人に混じって階段に直座りしていたところ、右手甲に強烈な熱を感じる。その手の下には丸めた新聞紙があり、一部が焦げて煙が出ていた。何なんだと思い紙を広げると、火を消さずに捨てられたタバコの吸い殻が入っていた。もう少しで一生消えないような跡が付くところだったし、ぼやのごとく燃え上がっていたかもしれない。中国旅行をしていると、こんなことは今に始まった事ではないのだが、つくづく、中国人の雑さには毎度呆れるばかりだし、だからと言って、日本のような相互監視状態の緊張感が常につきまとうような生活も、ほとほと疲れてしまう。



北朝鮮観光 寝癖
 雑というか、おおらかさというか、その象徴のようでもある、中国人一般男性に多い、寝癖。

 こちらの記事でも触れているが、とにかく中国人の男性は、日本に観光で来るような富裕層から、内陸部の農村に住むような人でも、寝癖をそのままにしている。

「円洞門・幻境空間」 廃墟中華テーマパーク『天華園』、そぞろ歩き.2
 
 

北朝鮮観光 寝癖2
 こちらの男性も寝癖。なにも寝癖を狙って撮ったわけではない。駅構内の混雑した様子をそれほどの枚数を費やさないで撮っただけなのに、それでもこれだけの寝癖をいとも簡単に見ることができてしまう。



北朝鮮観光 ボード
 凍てつく駅構内での階段直座りは疲れるので、VIP待合室のような所を見つけてお金を払い休まるが、暖房など全く効いておらず、とにかく凍えるぐらいの寒さだった。店内の作りは錆びれたファーストフードのようで安っぽい。でも、四人掛けテーブルを一人で専有できて、一応くつろげる椅子がある。待合室の椅子からあぶれてしまい、かつ小金を用意できるような人にはおすすめできる。



北朝鮮観光 ホーム
 すでに列車が待機していた。



北朝鮮観光 乗組員
 平壌行きの車両は2種類あった。赤系と緑系。談笑する乗組員。



北朝鮮観光 看板
 ハングルと漢字表記の行き先板。



北朝鮮観光 荷物
 様々な物資、北朝鮮にとっては貴重な物品が、このルートでも輸出されているようです。



北朝鮮観光 小売
 中国でメジャーなカップ麺の「牛肉麺」はとにかく不味い。車内でのお湯の提供が魔法瓶だけというのもあるが、麺がコシなしでゆるゆる伸びきり麺。スープは粉末のみで調味油が無いからコクなし深みなし味気なし。日本でいえば3等にあたる硬座で、目を輝かせながら牛肉麺をすすっている、作業着のように汚れて破れた背広を着ている中国人をみると、日本のコンビニで売っている数百円の具だくさんカップ麺を食べさせたら、どんなにか驚きの表情をみせるだろうかと、牛肉麺を見るたびに思い、残念な気分になる。



北朝鮮観光 最後尾
 平壌は北京や札幌より更に北に位置するので、とてつもなく寒いというのは事前に聞いていた。



北朝鮮観光 車内通路2
 中国国内の列車は寝台も含めていろいろ乗ったが、高級感あふれる扉付きのコンパートメント式は初めて。

 個室とは思わなかったが、部屋を一人で使えるもんだと勝手に思っていたところ、どうやら僕以外に2人の同乗者がいることが判明する。



つづく…

「最強のふたり」 バックパッカーは一人北朝鮮を目指す.3