チニカ山荘 浴槽
 オーナー一番の自慢が、この茶色成分を含んだお湯のお風呂。効能があるようなことを謳っていたが、間違っても源泉掛け流しではないようだ。



チニカ山荘 脱衣所
 最近ではそこそこの旅館でも見かけることのないような、重厚な存在感のある和式の間仕切り。

 その持て余し具合から、廃業をした宿からもらって来た品ではないかと推測する。



チニカ山荘 書類1
 風呂場での探索をもうやれるだけやりきったと、満足気に脱衣所を通り抜け、さらにチニカの奥へ行こうかと身構えようかとした時、棚の片隅にあったマニュアルの束を発見。



チニカ山荘 マニュアル2
 ちなみに、このボイラーの機種は、コロナの「HOT ACE」。現在でも、ヤフオクなどでは一万二千円前後で取引されている人気機種。



チニカ山荘 マニュアル3
 かつての、チニカでのバイト経験者達は、このマニュアルを穴のあくほど読まされ、来る日も来る日も、湯沸かしをさせられていたに違いない。

 数十年ぶりに、このマニュアルが公開されていることを、このブログによって巡り合わせられたとしたら、青春時代の淡い思い出がよみがえってきて、辛かった重労働のあの日々を今では尊いとさえ感じ、涙の一つや二つでもこぼすのではないだろうか。



チニカ山荘 マニュアル4
 厳冬期の水抜きを説明しているが、この積丹の山の中の真冬に、そんな酔狂なお客はやって来ていたのだろうか。



チニカ山荘 張り紙
 浴衣の必要な人と呼びかけるも、値段は書かれていない。足元をみるような値段でないことを祈るばかり。



チニカ山荘 部屋
 新たな部屋へと。

 すりガラスの向こうには、男臭い山小屋風情の雑然とした狭苦しい中に、質素堅実剛健そのものの二階建てベッドが紙一枚の隙間無く整列している。



チニカ山荘 オブジェ
 籐製のオブジェだろうか。ボールを転がすゲームにようにも見える。



チニカ山荘 きょうのりょうり
 日々のたゆまぬ努力の痕跡。



チニカ山荘 禁煙
 徹底して厳格なまでの、禁煙主義を貫いている。

 私的には、アイコスやグローなども禁止して欲しいところ。

 

チニカ山荘 倉庫
 視界のきかない倉庫内をさまよった後、崩落しかけの階段を伝いながら、二階へと登って行ってみることにする     



つづく…

「オーナーのベッド」 廃墟、『チニカ山荘』荒くれ探索.11

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