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 港区虎ノ門のゴーストタウン内で唯一、営業中のクリーニング屋さんのある路地の最奥部まで行ってみる。



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 向かい合うどちらもがやはり廃屋の様子。

 こちらの木造民家の古さはかなりのもの。



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 念のために電気メーターを確認したが、一ミリも動く気配は無い。



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 今にもレースカーテンがめくれて老人が顔を出しそうな窓。

 計画的に立ち退かれたのではなく、突発的な原因によるものでしょう。



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 落ち葉積もる庭。

 元は風呂なし住宅だったが、後から洗濯機の横にあるシャワー室が増築されたと見る。



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 現在も続いている、日立製の洗濯機ブランド「青空」。



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 厚かましくも毎度のようにのぞいてみると、毎日香。

 ご親族の手によって、最後に捨てられたゴミではないだろうか。



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 白色化した貝殻類。

 さぞかし貝料理が好きなご老人が、「ところで貝類の殻は燃えるゴミか燃えないゴミか?」と迷い、今更ご近所に聞けないと、家の前にでも撒いたのかと思ったが、踏んだ時に玉砂利以上の音がしそうなので、防犯効果を考えてのことだったのかもしれない。



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 クリーニング屋と防犯用の貝塚のあった路地を出た、真正面。

 これも立ち退かされて廃墟になってしまっているというのだから、なんとも勿体ない限り。それ相応のお金を貰っているからこそのことなんだろうけど。



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 並びの路地へと。



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 真っ赤な門が映える。元料亭かなにかでしょうか。



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 価値があったら持って行きそうなので、意味ありげながら、特に歴史的とかそういうものではないみたい。



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 激しく中を覗いてみたい衝動にかられる。しかし相手は森ビル。乗り越えまではやらないでおく。



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 書家「吉田苞竹」の記念会館も閉鎖のようです。



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 更に並びの路地。



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 縁側にちょこんと置く不法投棄のパターン。よく見ます。行儀が良さげで、多少罪悪感が薄らぐような気がするのか。



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 東京タワーが出来た頃は、ここ一帯もさぞかし人々で賑わっていたことでしょう。現在この広大なエリアには、僕ぐらいしか歩いてない。



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 次の路地には、ママチャリ軍団と、軒先に出された鉢植えなど。

 最近の土木作業員や大工などは、現場まで車ではなくてママチャリで行く場合が多い。これもその可能性が高そうだ。



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 工事というわけでもなさそう。定住感がある。

 日雇い労働者が勝手に廃屋に住みついているとか、場所が場所だけに、あらぬ疑いを持ってしまう。



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 細部に経年劣化の跡が見られるものの、建てられた当時はモダンで目を引く建物だったことでしょう。惜しい。



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 アメリカのモーテルのようなデザインの外人が住んでいたような廃アパートが並んでいる。

 奥へずっと行くと、行き止まりには木々でびっしりと覆われた暗い庭。その原っぱには何羽もの鳩が肩を寄せ合っていて、近づいて写真を撮ろうとすると、その中の一羽が僕の頭上ギリギリで急旋回をし威嚇をしてきた。

 普段誰も立ち入ることのない廃墟ゴーストタウンの奥に、いつしか鳩だけの聖域が作られていたようだった。




つづく…


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