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 日も暮れる寸前であったので、見られるものは全て見ておこうと、機械室に入ろうとするその前に、周囲を見回すと・・・



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特出し ガチン娘

 こんな紙のエロ雑誌を、いまだに夢中になって読んでいる人が存在するんですね。掲載されている女性陣は、いくらでもネットで無料の動画が拝める、有名セクシー女優ばかり。

 今時、コンビニや本屋で買おうものなら、赤面ものの罰ゲームだし、ネットでわざわざ買う意味は全く無い。ネットに疎い、寂しい高齢者が、持参したものでしょう。

 最近のエロ動画サイトはえげつなくて、やけにPCが唸っていると思ったら、勝手に仮想通貨のマイニングを掘らされていることもしばしば。

 ページを移動しても、掘り続けているので、そんな時は、 Ctrl+Alt+Delのキーを同時押して、タスクマネージャーを起動させる。CPUの欄をダブルクリック。異常に高い処理をしているハイパーセンテージの欄があるので、そこを右クリックしてタスクを終了させると、マイニングも無事終了する。

 エロサイトにうつつを抜かしながら、知らぬ間に中華業者の利益のために自分のPCが高度な計算処理をさせられてしまうような、このご時勢、アナログ派ガラケー使いのお爺さんが、昔の家族旅行を思い出し、廃墟ロープウェイの見学に来たのだろうか。



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 原動設備は反対側にあったので、こちらに動力部は無く、滑車類だけになるが、さて、機械室に入ってみる   



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 入って行くと、まず控えていたのは、コンクリート製の巨大な支索引留装置。

 支索とは、ゴンドラを支えているワイヤーのこと。



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 余ったワイヤーを、円盤型の突起に糸巻きみたいにして巻いてある。



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 平衡索と呼ばれるワイヤーがずっと下にが伸びており、その先には錘がぶら下がっている。



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 ワイヤーを引留めている、索碇部。



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 もうこの落書きは、止めようがないのか。



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 金属類は、奥多摩湖の湖水のような淡いブルー基調で統一。



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 保存運動の話も持ち上がっているが、この様子だと、具体的には行われていないようだ。

 こういうところから、蝕まれるように、崩れてゆくのでしょう。



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 ホームの階段を上り、駅舎へと。



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 駅員宿直部屋の押入れ。

 こんな場所に、布団を入れて、夜には出して敷いて、駅員が一夜を明かしていたような、そんなのどかな時代が、あったとは、この様子からはとてもじゃないが信じられない   



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 畳は消え、地面が露出。

 真冬の寒い夜には、当番二人でささやかな宴会でも行われていたことでしょう。

 「廃墟」という、いかがわしげな言葉に誘われて、怖々と一番最初に見たネット上の廃墟写真は、この奥多摩湖のロープウェイであったような気がする。ここまで朽ちていなかったと思うが、自然の流入は想像以上に過酷であり、また、人為的な行為により、一瞬にして廃墟はその趣を変えてしまうので、訪問するか迷っている人は、今この時、明日にでも訪問することを、お薦めしたいと思う。ただ、対岸の駅は、リスクがあるので、自己責任で・・・



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 トイレの小便器も、新品のようだったら心にも残らないが、このような崩れようだと、思わず見入ってしまうので、朽ちゆくその時が見頃と言えるが、少し後だと無くなっている可能性もあるので、頃合いが難しい。



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 落書き汚染と、自然崩壊の板挟みの中で   
 


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 また、戻って来てしまう。

 ここでは恒例の? Sさんを改札に立たせて写真を撮ろうとも考えたが、僕はそういう方向性でもないので、やめておく。



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 インスタで自己満足をする人が、描いているらしいです。



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 駅から出て枯れ葉舞う山中を歩き、物静かなYouTuber二人組との出逢いもありながら、ここでも屋上へと登ってみることに   




つづく…

「寡黙なYouTuberとの距離」乱された廃墟ロープウェイ.7

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