キョーコさんの見た”へんな夢”というのは、参院代表質問の時にもみせる、狂人が憑依したかのような、怪演ぶりがひときわ光っていた山本太郎の生徒役が強く印象に残る、あの映画「バトル・ロワイヤル」のようでもあり、または、カットニスことジェニファー・ローレンス主演の「ハンガー・ゲーム」の方が近かっただろうか。
現実にはあり得ない設定ながら、キョーコさんの学校の実在する人達が参加をする、ある島を舞台としてサバイバルゲームが繰り広げられる、彼女いわく「おそろしいゆめ」をみてしまうことになる。
彼女は言った。「もう二度とみたくない夢だった」と。
最近では、ツイッター上で、普通の人が何かをする人になりたくて、「ホームレスが牛丼を食べようと松屋に入ろうとしていたが、所持金が無いのか入店せずに去って行った。私に恵んであげられる勇気があったら・・・」などと、ネットに爪痕を残したいがために軽はずみに思わずついてしまう嘘のことを「嘘松」と言うらしい。
キョーコさんの場合は、自分しか読まない日記帳であるし、しかも、何冊も書いておきながら、最後にはそれらを封印するかのように、家に置いたままにして、何処かへ行ってしまったのだから、他人から注目を浴びたいがためにつく”嘘松”、女性アイドルがラジオのフリートークネタに困って話すような明らかに構成作家が考えたような嘘っぽい夢ネタなどとは大きく異なる。嘘偽りのない、本当の中学三年生の体験した話がここにはこれでもかと書かれていることはもうご承知の通り。
僕がその日記を拾って東京に持ち帰らなければ、北の最果にてひっそりと展開されていた、いち少女の小さな物語など、やがて土に埋もれてしまい、このように表面化することも無かった。再度、念押しするようにしみじみ思ったが、本当に、やって良かったなと、自分のしでかしたことを正当化するわけではないが、土の藻屑と消えるなら、ある意味、救われた、助けることができたのではないかと、今では多少
そして、愛する我が弟、豊ちゃん。
初期と、中盤ぐらいだけに少し出てきた程度で、彼については多くは言及されていない。お婆ちゃんが豊を子守りしているとか、キョーコさんがあやしているような表現があったので、まだ言葉の喋れない赤子であると予想されていた。が、今回、豊ちゃんの誕生日を迎えるにあたり、キョーコさんの口から、豊ちゃんの衝撃の年齢が発表されることになる。
彼女の口より多く語られることのなかった、弟の豊ちゃん、もしかすると、体と精神年齢の乖離が著しく激しい、何か特殊な事情を抱えた人なのかもしれないという疑念が、生じてきたようなのであった
1978 年 . 12月 9 日 (土) * 1 1: 5 0
今 日 は 休みで し た 。 頭 が 痛 い の で お昼まで
寝てた の 。 受験生 が こ んなの で よ い の か ?
へん な 夢 を 見て しま っ た。 ほ んと う に へ ん な ゆめ .
あ の 夢 二度 と 見たく ない ひや あ せ が 出 る ほ ど 。
戸田 さ んと . 均君 と が 出て く る の , あ る 島 で .
私 は なぜ か 逃げ て い た 先生 は ひ っ し に な っ て . お にの
よ う な か んじ . . . . . お っ か な か っ た . こ わ か っ た 。
私 は 逃げ た 先生は ほ ん とに お そ ろ し い . .. そ し て
私 を つ か ま えよ う と お っ て く る . 私 は 舟 の と こま で
行 こう と が ん ば る 先生は 行か せ な い よう に じ ゃまする.
先生は 本 気だ 。 私 は い っ しょ う け ん命 に走って逃げた.
さか をの ぼ っ たり . ひ っ し に 先 生 を お し の けて 逃げ て .
もう 死 にものぐ る い だ っ た 。 そ して 舟 にのり
本土 の 方 ( そ の 島 の ** む こ う にあ る 陸 が その島 の 本土)
へ 私は 逃げ た . 先生 は ま だ しつこく 一歩 お くれて
舟 にの り あ と を お っ て きた . 私 は ** ほ んど についた
ら . す ぐ に 身 を か く し て . 先生か ら の が れ た.
土曜の昼過ぎまで呑気に寝続ける受験生。少し前なら受験生という意識はまるでなく、妄想につぐ妄想に明け暮れて何もしなかったのだから、受験生という立場を自覚するという意識が芽生えただけでも、大きな進展があったと見るべきなのだろうか。
>へん な 夢 を 見て しま っ た。 ほ んと う に へ ん な ゆめ .
>あ の 夢 二度 と 見たく ない ひや あ せ が 出 る ほ ど 。
寝汗でもグッショリとかいたのだろうか。キョーコさんは、うなされるような夢を見てしまう。
>戸田 さ んと . 均君 と が 出て く る の , あ る 島 で .
フロイトなど知るはずもないキョーコさんは、むやみに夢の中の登場人物や舞台を語るが、きっと、日頃の思うところが、夢に反映されているに違いないだろう。戸田さんに均君、どちらも最近一悶着あった相手である。
>私 は なぜ か 逃げ て い た 先生 は ひ っ し に な っ て . お にのよ う な か んじ . . . . .
ある島というのは、キョーコさんが閉じ込められている、そう、北海道のことを指している(無意識に)のではないだろうか。キョーコさんは北海道から出たい、道外に就職したい、別天地なら、しがらみも過去の自分を知る人もいない中で、殻を破った新しい自分を見せられるかもしれない、そう思ってそうだ。先生、私を蹴ってでもいいから、津軽海峡の向こうへ、放り出してくれないかしら!と。
>私 は 逃げ た 先生は ほ ん とに お そ ろ し い . .. そ し て私 を つ か ま えよ う と お っ て く る .
キョーコさんは逃げたと言うが、言い方を変えれば、逃げたかったのかもしれない。先生は追って来るようで、実は、先生には追って来て欲しい。捕まえようとしているのではなくて、本当は突き放して欲しい。怖い先生に無慈悲に(むしろそれが希望)ドンと背中を押され、津軽海峡を飛び越し、下北半島の突端ぐらいまで、、とでも。
>私 は 舟 の と こま で 行 こう と が ん ば る 先生は 行か せ な い よう に じ ゃまする.
キョーコさんは青函連絡船のところまで行こうと奮闘する。先生というのは夢の中のあくまでも象徴的な存在で、親の経済状況や世間体が、函館まで行くのを阻んでいる。
>先生は 本 気だ 。 私 は い っ しょ う け ん命 に走って逃げた.
北の果ての酪農家の、お父さんに、お母さん、可愛い我が娘が「東京で就職する」と言おうものなら、本気で反対するだろう。上のお兄ちゃんだけでじゅうぶん、おまえはこの町にいなさい。東京なんて物価だけが高くて人は冷たいし、住む場所じゃないよ。
それでもキョーコさんは一生懸命、逃げる。東の方へ
>さか をの ぼ っ たり . ひ っ し に 先 生 を お し の けて 逃げ て . もう 死 にものぐ る い だ っ た 。
狩勝峠をのぼったり、降りたり、もう、死に物狂いだった。
>そ して 舟 にのり 本土 の 方 ( そ の 島 の ** む こ う にあ る 陸 が その島 の 本土) へ 私は 逃げ た .
そして、青函連絡船「八甲田丸」あたりに乗船し、島(北海道)の本土つまり、本州のことだろうへキョーコさんは逃げた(辿り着いた)。
見事に僕の夢判断がズバリと怖いぐらいに当てはまってしまったが、何もこれは『そ して 舟 にのり 本土 の 方 へ 私は 逃げ た』の部分を先に読んでから、キョーコさんの夢の分析をしたわけではない。順に読み進んでいき、行き当たりばったりでやっていたら、偶然にもこのような展開になってしまったのである。地方に住んでいればことに中学生ぐらいの時なら誰しも都会への憧れはあるだろうから、キョーコさんが本土に行きたいということ(潜在意識下で)を的中?させたのは、何も特別なことでもないと言えばそうなのかもしれない。
>先生 は ま だ しつこく 一歩 お くれて 舟 にの り あ と を お っ て きた .
先生に内申書や推薦状を良く書いてもらいたいという願望でもあるのだろうか。海を渡った先(本州)でも私の助けになって、見守っていてねと。
>私 は ** ほ んど についた ら . す ぐ に 身 を か く し て . 先生か ら の が れ た.
東京でも、仙台でもいい。本州の大都市が希望の地。先生の紹介状で就職が出来たなら、もう、私ひとりでやっていきます。先生、ありがとうございます。後で御礼のお手紙でも書かしてもらいます。ではさようなら。
こ*の 夢 の は じ ま り は た ぶ ん . 先生 と 均 君 が 勉 強 すれ
だか な ん だ か と い っ て . .. . . . . . . そんな か んじ か な ?
私 ノイ ロ ー ゼ に か か っ たの か し ら . 考 え すぎ かな ?
で も 社会 は お ぼ えな い と . . . . . _ _ _ .。
明日 は 歯科 検診 だ 。 豊 の たん生日 だ .
歯科検診 に 東並 木 も 来 るの か な ? (歯科
検診 を並木 で や る な ら) 気に し な い 気にし な い .
豊のた ん生日 だ け ど な ん にも 出 来 な い なあ
何 しよう? 今月 史之舞が 帰 って 来 た 。
あ とは べ つ に な し .
(社)石 油 輸出 国機構 . フィ ン ラ ン ド
もうね る . . . . . . お や す み 。
夢の始まりは、先生と均君だった。勉強面では先生、数少ない友達の中でも比較的会話が多いのが、均君だ。実際に学業と人付き合いで頼れそうというのがこの二人だというのは、日記の文面からもよくわかる。金山君や宮脇君は、存在感が希薄な、いうても憧れの人でしかない。
> 私 ノイ ロ ー ゼ に か か っ たの か し ら . 考 え すぎ かな ?
死に物狂いで先生から逃げて島を脱出するという、映画みたいな夢をみて、自分の頭の具合を本気で心配をしてしまう、キョーコさん。周囲に話せないと、こんなことでも思い悩んでしまう。
>明日 は 歯科 検診 だ 。 豊 の たん生日 だ .
歯科検診のついでに、弟である「豊」の誕生日を思い出す、姉。弟に関する注目度はとりわけ低い様子。
>豊のた ん生日 だ け ど な ん にも 出 来 な い なあ 何 しよう?
折り紙で作る、輪っかの鎖みたいなのや、手作りバースデーケーキ、出し物の手品、なんていうのが用意されていないことからも、まだ話せない歩けない幼子という可能性がじゅうぶん考えられたが・・・。
>社)石 油 輸出 国機構 . フィ ン ラ ン ド都 ヘルシンキ ,
一口勉強法も復活を果たし、心機一転、受験勉強に邁進する破竹の勢いをみせ始めたかにみえた、キョーコさんだった。
1978 . 12 . 10 (日) 1 1: 4 2
今日 は * 日 曜日 で した。 だ け ど 今 日 は 学校
で した . 歯 科 検 診 が あ り まし た。 東並木 の
*バ ス が もう来ていた。 廊 下 を あ る い て . 音*
*楽 室 に 行 く と . . .。 東並木 の 人 々 は いたので す.
あの 何だ か 君 も い た し . 菊 地 さ んも .中村君 も いた。
中村君 . リウ マチ が 痛 む んだ っ て サ! ア ー ホカ?
* 1 5才 な の に リューマチ だ っ て .. _ _ 。アーホカ?
そうで しょ . 宮脇君! ( あ と べ つ に コレと いっ た こ とは なかった。
今日も しつ こ く 史之舞 は いま し た。
今日は 豊 のた ん生 日 で した。 ケー キ 食べ ちゃった.
五もく ご は ん うメ か っ た。 豊も もう 14才 だってサ!
早 いも んだ ね え _ _ ・ ・ .。
明日は ま ち に またな い . 英語 の テス ト が あ る .
う
ない 。 ド ー スル ! ド ー ス ル !*
社会が 悪か っ た せい で 英語 に ズ シッ と かか って
くる ! う ~~~~~ ん た す け てよ 英 語 好き に
な ら なきゃ . 宮脇君たすけて
明日 の 英語 の テス ト 6 0 点 異常で あ ります よ う に
たのみます . . . . これは 自分 自信 の こ と よ !
それで は もう そろ そろ ねます か ?
おやすみ なさ い. 宮脇元弘 君 !山角君 . 金山 君.
ウシシシシ ! 宮脇君 お やす み ♡ .
日曜日だったが、歯科検診のために土曜日と振り替えで日曜日に学校へ行かされる、キョーコさん。地域の大きい中学校でまとめてやるせいだろうか。たかが歯科検診のために、バスまで用意されていた。
>あの 何だ か 君 も い た し . 菊 地 さ んも .中村君 も いた。
東並木の人々、菊池さんに中村くんもいた。あの”何だか”君というのは、さして興味もない、均君程度の人のことなのだろう。要は東並木版の均君。
>中村君 . リウ マチ が 痛 む んだ っ て サ! ア ー ホカ?
>1 5才 な の に リューマチ だ っ て .. _ _ 。アーホカ?
中学三年生が爺さんじゃあるまいし、リュウーマチだって?彼女は 笑いや驚きさえ通り越して、呆れて情けなくなり、蔑みの笑みを浮かべ、嘲りの言葉を内面で中村君にぶつけたようだ。
>今日も しつ こ く 史之舞 は いま し た。
とうとう妹から、しつこい扱いを受けてしまう、史之舞さん。お見合いが自業自得でご破算となり、それからというもの、就職をして一人住まいというのに、いい若い女が、毎週末ご飯目当てにたかりにやって来るというのだから、受験生の妹もさすがに煙ったくなってきたに違いない。妹としても近所の人の眼が気になるのかもしれない。お姉ちゃん、ブラブラしてないで、早く結婚してってば! と。
>今日は 豊 のた ん生 日 で した。 ケー キ 食べ ちゃった.
>五もく ご は ん うメ か っ た。
お店で買ったのかお母さんのお手製かはわからないが、慎ましい家ながらも、バースデーケーキは用意されていたようだ。キョーコさんはどうみても100%受け手なので、彼女が弟のために丹精込めてつくったとかではない模様。
誕生日に五目御飯。時代のズレと地域のズレはあるが、なぜか僕の家でも、誕生日の時は決まって五目御飯がでた。友達の誕生日に呼ばれて行った時も、勿論、チキンとかも出されたが、大概五目御飯が用意されていたのを、特に疑問がわくわけでもなく、自然と受け入れていた。そのことについて、誰かと後年、話し合ったことも共感し合ったこともないが(漠然とそういうものだと思っていた)、今ここで、”バースデー五目御飯”と邂逅し、しかも、北海の地の昔の日記の中の話という、僕の地域の風習のようなものとどういう関連性があるのか、いささか興味がわいてきたが、きっと、その二つの土地を結びつけるものは、テレビのドラマあたりであり、ドラマの中のお誕生日会に庶民ながら派手な演出のアイテムの一つとしてテーブルに加わっていた五目御飯が主婦の印象に強く残り、そういったフォーマットが時代を越えて根付いていったのではないかと思う。
>豊も もう 14才 だってサ!早 いも んだ ね え _ _ ・ ・ .。
口を開けば「バブーー」と叫びながら右手に持ったガラガラを揺らす、豊ちゃんはよちよち歩きもまだの、乳飲み子だとてっきり思っていたが、なんと驚くことに、14歳だという。この年令で、お婆ちゃんが子守りをしていたというのだろうか。キョーコさんが15歳だから、一つ下。中学二年生ということになる。だったら、同じ中学に通っているはずで、朝だって一緒に通学をするはずである。たった一つ下の弟なら、彼の年令や学年は嫌でも自分の身近についてまわるわけで「早いもんだねぇ」と呑気なことにはならないはず。年の離れた赤ん坊ならともかく。
狂気じみた猫のモノマネを寝ずにやり続けたり、性行動の赴くままに不倫をして、不倫を解消することなく、何食わぬ顔でお見合いを決行したりと、常軌を逸した行動の目立つ姉の史之舞さんが、精神を患っている、そんな噂もチラホラと聞こえた来た時もあったが、そのこと(噂)は、極めて情報の少なかった、弟である、豊ちゃん、いや、豊君のことであったようだ。
ドラマ「ひとつ屋根の下」の開かずの間のように、このずっと閉じられた部屋、何だろう?と不思議に思ったノリピーこと酒井法子が、ある日、その部屋から出てきた車椅子の少年「山本耕史」と対面するような、寝たきりとか、部屋から一歩も出られない状況なのか、歩けるけれど、体つきは少年ながら、精神年齢は幼児程度であるのか。事の詳細は、これからのキョーコさんの描写を待つしかない。
>た す け てよ 英 語 好き に な ら なきゃ . 宮脇君たすけて!
キョーコさんが、頻繁に日記の中で心の恋人たちに助けを求めることが多くなってきた。これは何も、ただふざけているのではなく、いざという時のために、彼らと、一対一で対峙した時に、スラスラと言葉が出て来るように、今から、訓練をしているのだと思う。肩を張ることなく、身構えるでもなく、自然と金山君や他の男子達と会話がはずみ、場を仕切りさえもした、あの奇跡の、修学旅行のトランプの夜。あれでいいんだ、自然体の私を皆、受け入れてくれていた。今は、相手を強く思うばかりに、重苦しい負のオーラで人を遠ざけてしまっている。なら、普段から自然に接して馴れておこうと、日記の中で涙ぐましい努力をしているのだろう。
>ウシシシシ ! 宮脇君 お やす み ♡ .
今晩の心を解きほぐす相手は、宮脇君だったということ。普段から、助けてよ、お早う!、おやすみ、と例え日記の中でも言葉を交わしておけば、不意に駅の待合室で二人っきりで会った時などに、臆することなく、接することができるのだろうと、いたいけな少女なりの、考えあってのことではないだろうか。
ここのところ宮脇君推しだった理由は、やはり金山の不細工顔がどうしても気になる、ということらしい。笑いネタで弄って、顔が不味いといいながら「でもそんな金山が好き」と自分を納得させてきたが、そこは十五歳の女の子、同じくスポーツマンで、金山君ほど不細工じゃないまだマシな顔の、宮脇君の方がいいかなと。顔だけだったら、山角一番だけど、足が遅いし、いやらしいときている、といった問答を繰り返す。
恋人選び以上に、志望高校にもキョーコさんは真剣だった。
「西澤になんとしても入る。南もいいけど、出来たばっかの高校って、設備は新しいかもしれないけど、歴史は無いでしょ。例えばあの高校の文化祭は、有名なファッションショーがある。新設校って、そういうのがないからね」
この時期になって、いよいよ、恋より進学を優先し、着実に輝ける未来へと前進しつつある、彼女であった
つづく…
「舵を切った少女」実録、廃屋に残された少女の日記.89
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コメント
コメント一覧 (35)
連絡帳人さん。
どうも、こんにちは。
>自分の志望校は、自分で決めたかったのだ。なのに担任教師は、何故かそうはさせじと
キョーコさんが身の丈以上の高校を受験した訳は、夢が反映された結果なのでしょうかね。本人にとって寝汗をかくような夢でも、それは願望の裏返しで、向上心の表れであったと。
>受験会場に滑り込んだ。そこでハッと目が覚めた!「もっと、勉強しなければ…」
夢の中でまで追い立てられていたキョーコさんですが、理想に近い結果になり、本当に良かったなと。その先には、希望がありますよと、未来から言えるものなら言ってあげたいような...。
ベタな夢解釈すれば…向上心の表れでは?ユングは「夢には明るい未来」を示唆するとした。キョーコちゃんは受験生。目前に受験が迫っている。それで自分の志望校は、自分で決めたかったのだ。なのに担任教師は、何故かそうはさせじと、変更を迫ってくる。「舟=汽車」に飛び乗り「本土方面=釧路市」へと逃亡する。ようやく受験会場に滑り込んだ。そこでハッと目が覚めた!「もっと、勉強しなければ…」厳しい現実が、待っている😅うひゃ。
家計も段々傾いてきているだろうし、問題のある兄弟は多い。進学も思うようにならない。他にもきっとまだ悩みは尽きないでしょう。日記の中だけでは気が楽になっていそうです。
>最初の『牛追い』の無邪気さも残ってはいるものの、思春期特有の鬱積に加えた何か…(家族の事)
最近は全然手伝っている様子が無いですが、家業が行き詰まって、母はパートに出ていたりとか、あるかもしれません。受験もまだ切迫していなく、あの頃はまだ気楽でしたね。
>キョウコさんにはこの日記だけが唯一の捌け口なんだなって。
今だったら、匿名で呟いたり、日記を書いたりして、いいねやコメントで励まされたりしますが、閉じなた中で元気に振る舞う彼女は健気ですね。こうでもしないと、病んでしまっていたかも。ガス抜きの日記という場があって救われたようです。
これからも末永くよろしくお願いします。
キョウコさん、かなり抱え込んでいた事が多くあったんだろなと。
最初の『牛追い』の無邪気さも残ってはいるものの、思春期特有の鬱積に加えた何か…(家族の事)
今ならSNSが普及し、捌け口も沢山あるけど、キョウコさんにはこの日記だけが唯一の捌け口なんだなって。
これからも楽しみにしています。長々と済みませんでしたm(_ _)m
どうも、はじめまして。
こんな内地住みの僕が、北海道について書いたブログで、北海道住みの人に感動を与えられるなんて、書き人冥利に尽きます。続けて来て、良かったです。
>道民である以上ブログコメントのヒントを頼りに何とかキョーコさん宅を拝見したいと思い、予想ポイントをGooglemapに印付けてはや2年が経ちました
僕も目をつけている廃墟が幾つかあってマークをしていますが、でも遠くなので行きそびれています。
>予想通りの場所にしっかりと地震も乗り越えて建ってました!余りの感動と動転で家の前の小川に足を取られ靴がびしょ濡れに
あの辺りは震度4なので、倒壊は免れたようですね。あの小川、細いですが結構深さがあったような。落ちたなら靴下まで浸水したことでしょう。小川に魚が遡上してくるような描写も後に出てくるはずです。チラッと読みました。
>身長位ある草を、えいやと乗り越え玄関前まで行きました。中には入りませんでしたが、一通り拝見させて頂きました。
家の前の草が伸び盛りですよね。骨格はなんとか保っていますが、今回のように、玄関から見上げられることができるのも、そう長くはないでしょう。僕も崩れる前にもう一度とは思っていますが・・・
>他人の家事情なんて聞いても失礼かなとも思いました
数十年も前のことですし、戸惑うかも。
>コメントなしで見てる方も沢山いるかと思われます。これからも応援してますのでよろしくお願いします!
ありがとうございます。それは数字などで身にしみて感じています。ただの廃墟サイトとして埋もれなかったのは、この記事などにより、ノスタルジックな人間ドラマが加味されたものと思っています。マコモチさんのように、現地まで行ってくれる人が出てきたり、やっていて良かったなと思える瞬間でもあります。
こちらこそ、これからも末永くよろしくお願いします。
2年程前からブログを拝見させて頂いていた道民です。キョーコさんの日記、初めてこのブログに辿り着いたときの感動は記憶に新しいです。内容については言わずもがなw
私も年齢が近いのであの当時の懐かしさと少女の初々しさがなんとも言えず、道民である以上ブログコメントのヒントを頼りに何とかキョーコさん宅を拝見したいと思い、予想ポイントをGooglemapに印付けてはや2年が経ちました。
私は既婚子持ちなので、中々1人で行動する機会がなく、キョーコさん宅も崩壊寸前ということで半ば諦めかけていたのですがチャンス到来遂に行ってきました!しかも予想通りの場所にしっかりと地震も乗り越えて建ってました!余りの感動と動転で家の前の小川に足を取られ靴がびしょ濡れに(泣)暫く放心しながら家を眺め、恐らくもう来れないだろうとという思いが込み上げ身長位ある草を、えいやと乗り越え玄関前まで行きました。
中には入りませんでしたが、一通り拝見させて頂きました。
道路に戻った時に向かいの畑の所有者と思わしき方が車でやってきたので、その場を後にしたのですが、もしかしたら話しかければ何か情報を知っていたかもと思いましたが他人の家事情なんて聞いても失礼かなとも思いました。
カイラス様、ブログ更新は果てしない作業かと思われますが、コメントなしで見てる方も沢山いるかと思われます。これからも応援してますのでよろしくお願いします!
こちらこそ、お読みいただき、ありがとうございます。
兄弟の誕生日、ましてや、ディテールは不明ながらも、一歳年下の弟、そう、内面を語る日記で喜ぶこともないのは、一般的だと思いますが、彼女は、家族想いなんでしょうね。最後は家族だみたいな。
>京子さんがおもりをするために学校を早退したと取れるような記述があったような気がするのですが、彼には側に誰かがついていなくてはいけないような
かなり重症だったら、不幸感が滲んだような言葉をかけそうなんですが、そこまでではない病気だと、そのあたりかもしれません。
>当時の未発達な障がい者支援のことも考えると、京子さんの中学校に通っていなかったというのも納得がいくのかなと。
これは桂さんのそういった見地からの、鋭い推察ですね。同じ学校内に特殊学級が併設されている場合もありますが、この場合別なので、一緒の通学風景が語られていないと。説明がつきます。
>大学でやってるのが精神医学とか発達心理とかあっち系なので、豊君は個人的にとても気になる人物です。
そういう視点から考察してわかる答えもあるでしょうね。なぜ異様に、自分を励ましていたのかとか。
精力的に更新予定なので、またよろしくお願いします。
今回の記事も興味深く読ませて頂きました。
思春期となると、家族との仲が拗れてしまう人がわりと多いイメージですが、弟の誕生日をしみじみと喜ぶことができる京子さんにはやはり感心します。
それと豊君について、京子さんがおもりをするために学校を早退したと取れるような記述があったような気がするのですが、彼には側に誰かがついていなくてはいけないような、何かしらの事情があるんでしょうかね。ダウン症か自閉あたりでしょうか。
もしその類の障がいを抱えていたならば、特別支援学校はあったとしても市内まで行かなければならなかっただろうし、当時の未発達な障がい者支援のことも考えると、京子さんの中学校に通っていなかったというのも納得がいくのかなと。
大学でやってるのが精神医学とか発達心理とかあっち系なので、豊君は個人的にとても気になる人物です。
次回も楽しみにしています。
日記シリーズの記事は作成に時間がかかるのと、他の廃墟記事とのバランスを保つため、適度に感覚をあけての更新となります。次の更新まで、よろしければ、お結界廃墟や雄別炭鉱の廃墟記事をなどお楽しみください。
初期の頃、どうせ僕自信が飽きてこのシリーズは早々に終わるだろうと思っていたので、登場人物の当て字とか把握はふんわりとしてました。
>てっきり俊くん=純くん=豊くんだとばかり思っていましたが、どうでしたっけ...。
前にも、純くん=豊くんと指摘されてたんですが、そうすると、赤ん坊や、俊くんはどうなのかと、頭の中でまとまりません。
>三人兄弟の末っ子である自分の感覚的には、日記に書くとしてこの呼び方は他人行儀過ぎるし、隆行くんのことを普通にお兄ちゃんと読んでいるので...。
兄弟と親戚、他人との壁からくる呼び方の微妙な差異ですね。再考察の必要がありそうです。
>引越しの日に史之舞さんの友達が家に来たとの記述があったので、そのうちの一人、とか。
キョーコさん自信、兄弟への言及が極端に少ないですが、記念日的な日にはさすがに触れると思うので、追って確認できたらと思ってます。
ネコとその子まで含んだ詳細な家族構成、ありがとうございます。まとめ的で役立ちますね。
>豊(三男):弟 14歳 1964.12.10誕生
>俊(四男):弟 1~8歳 キョーコさんがお守り
初期の頃混同して途中から一文字の人の当て字を変えてしまっているような気もします。それで豊君を赤ん坊としていたのかも。いずれにしろ、まだぼんやりしてます。
>純=小さいお兄ちゃん 史之舞と2人で?分けなさいと修学旅行の餞別を1万円くれたこと
節目にはまた彼らの名前も出るでしょうから、しっかりと補足しなければと思ってます。四男は存在するのか、豊を別の誰かと一緒くたにしていないか。樺太さんの家族構成表を期に、注視していこうと思います。
>わざわざ離れている並木駅から乗車していたのは、節約の為と推測、1駅とはいえ駅間が10キロほど離れており料金が約1.75倍と高くなる
なるほど。つい、都内の感覚で僕は「金山君と待合室で一緒になりたいからだ」なんて推測してました。中学生にとって数百円は大金ですからね。節約説が濃厚そうです。
>キョーコさんの中学時代の三年間だけでも30円→80円と2.7倍ほど値上がりしてる為
雪だるま式の国鉄の赤字、そのしわ寄せ。キョーコさんも被害者の一人ですか。矛盾点も、背景を知ると、わかってくるもんです。どうもありがとうございました。
それと「小さいお兄ちゃん」というのは、実の兄弟ではなく、単に「背の低い青年」を指しているのかなと個人的には思いました。
三人兄弟の末っ子である自分の感覚的には、日記に書くとしてこの呼び方は他人行儀過ぎるし、隆行くんのことを普通にお兄ちゃんと読んでいるので...。
多分史之舞さんの引越しの日に、運び出しの手伝いとしてやってきた、史之舞さんもしくは家族の誰かの友達か親戚に当たる、気前のいい男性なのではないでしょうか。
引越しの日に史之舞さんの友達が家に来たとの記述があったので、そのうちの一人、とか。
情報量が少なくかなり憶測推測ですが、具体的に記載して見ました
実は6人兄弟の可能性も⁈
キョーコ(次女):本人 15歳 1963.5誕生
史之舞(長女):姉 18歳 藤淵の寮に居住、働いている
隆之(長男):兄 20歳 東京の学校に通う、喧嘩と将棋をする
小さいお兄ちゃん=純(次男):兄 19歳 近所や藤淵を含む近くに居住、働いている
豊(三男):弟 14歳 1964.12.10誕生
俊(四男):弟 1~8歳 キョーコさんがお守り
父:39〜55歳
母:37~52歳
じじ(父方の祖父)(故人)享年84歳 1978.5.31 別棟or別の場所に居住
ババ(父方の祖母) 75~84歳 別棟or別の場所に居住
みっけ:飼い猫メス
ミー(みっけの子)
ケイ(みっけの子)
名無しの子猫2匹
トコちゃん(女のいとこ)18~25歳
純=小さいお兄ちゃん 史之舞と2人で?分けなさいと修学旅行の餞別を1万円くれたことに付随して、キョーコさんが『史と純にお土産』というくだりから、両親を差し置いて仲の良い姉ともう一人渡すなら餞別をくれた兄という事
また史之舞の引っ越しの日にいたことから、両親は忙しいので、兄として手伝いにきていたのではないかと
*別途資料
:1978年の高卒公務員初任給は76600円(よって当時の一万円はかなり高額)
:現在の並木⇄藤淵のJR料金は260円、キョーコさん家から一番近い最寄り駅⇄藤淵は450円
:国鉄初乗り料金1959. 5.10~ 30円、1976.11. 6~ 60円、1978. 7. 8~ 80円、1979. 5.20~ 100円
(わざわざ離れている並木駅から乗車していたのは、節約の為と推測、1駅とはいえ駅間が10キロほど離れており料金が約1.75倍と高くなる、またキョーコさんの中学時代の三年間だけでも30円→80円と2.7倍ほど値上がりしてる為)
14歳、幼児のままの汚れなき脳を持った少年、といった見方もできそう。
>53歳ですね。芸能人なら阿部寛、岸谷五郎、マッチ
若い!とか言おうと思ったんですが、皆さん、年相応のようですね。
>キョーコさんと朝一緒に登校していないという事は養護学校とかに。
お婆ちゃんが子守りと書かれていたので、ずっと家にいるとか、子守りというのは、キョーコさんなりの冗談だったのか、いっつも二人で通学しているけど、恋以外の話はさして興味がなく、ましてや兄弟の話題は誕生日でもない限り書く気にもならないのかもしれません。
>豊君の誕生日の心配を日記に書いているキョーコさんは優しいですね。
思春期に、普通だったら弟の誕生日に特に感慨深いものもないですから。気の優しいお姉さんだったのでしょう。
>追いかけられる夢は日常で悩み追い詰められている
朗らかそうでも、真剣に将来を考えてそうです。高校にさえ受かれば、一息つけるんでしょうけど。
>私も悩みが沢山ある時はよく戦争の夢、空襲から逃げる夢を
相当追い詰められたみたいですね。先生から追いかけられるぐらいならまだましだったりして。
>ドラマ化してほしい
廃屋で拾った日記が原作ですから、越えないといけないハードルは多そうです。喜ばしいことに、今では「廃墟」と検索をすると、僕のブログがグーグルの1ページ目の上の方(流動的)に来るようになりました。大勢の人に読まれているのも、日記を含むもろもろのお陰かと。
>キョーコさんは私のイメージでは山田花子
僕は同系列のイメージで、あまちゃんの現のんさんですね。熟年期は山田花子でかまわないです。
>主題歌松山千春、エンディング所ジョージ って感じです
こういうのって、内容が反映されずに、大人の事情になりがちですよね。アニメの主題歌にB'zが歌うような感じで。
先は長そうなので、できる限り読み続けてください。
花壇の石碑の場所ですが、コメント欄でも何度か話題に出てくる、ファミコンのゲーム「オホーツクに消ゆ」で重要な舞台にもなってます。ゲームをやっている人なら、あぁ、あそこかぁ、となるかも。
オホーツクに消ゆのカセットはレアソフトだし、そもそもファミコンなんて持ってるかい!という場合は、攻略ページを参照してみてください。
日記にはっきり14って書いてありますね。間違いないですね。お元気なら今頃53歳ですね。芸能人なら阿部寛、岸谷五郎、マッチなどがいます。キョーコさんと朝一緒に登校していないという事は養護学校とかに通っていたのでしょうか。
豊君の誕生日の心配を日記に書いているキョーコさんは優しいですね。
追いかけられる夢は日常で悩み追い詰められている事がある証です。受験の事で彼女は不安いっぱいのでしょうね。私も悩みが沢山ある時はよく戦争の夢、空襲から逃げる夢をよく見ていました。悩みが解決すると見なくなりました。感受性が豊かなキョーコさん
ドラマ化してほしい笑 ドラマ化するならキョーコさんは私のイメージでは山田花子です 主題歌松山千春、エンディング所ジョージ って感じです😊
ほんと続きが楽しみです。
カイラスさんいつも楽しい記事をありがとうございます。
一文抜粋で書き込もうかとも思ったのですが、多数の方に地名が分かられるのも避けた方がいいのだろうかとも思ったものですから…
大体の地名の目星はもうついているのですが、東並木はあれ?と思ったものですから…
東並木もあるのですね!
あとは花壇の話の地名がいまいちわからずです…
ありがとうございます。
早いもんだなんていう言葉は、年齢差のある年下の兄弟が、めざましい成長を遂げた時に驚いて使うような言葉ですよね。喋ったり、小学校から中学にあがったり。
>4歳と書こうとしたのに間違えて1と書いてしまった…としても1は4に直しやすいし。なんて考えても真相は謎のまま。
今ままでのことを考えると、最悪、無いこともない推測です。普通に幼児なのか、体だけが成長をしてしまっているのか。行く末を、お楽しみください。
どうも、お久しぶりです。絶えることなくお読みいただき、ありがとうございます。
>9日の日記での歯科検診の話題中、一部モザイクがかかっておりませんが大丈夫でしょうか?
まるっきり気づきませんでした。読者のひとりさんが、「東」のことを言われているのかと思ってました。感謝します。たった今、モザイクをかけました。
>それと東並木は東並田ではなかったでしょうか?それとも別に東並木があるのでしょうか?
ややこしいのですが、別にあります。東並木と東並田があるということです。「並」の字はそれぞれ共通の字です。
ミンクの飼育所があったとは意外です。ミンクの生態はよく知らないんですが、ここらに生息していなさそうでも、当時はまた環境も違っていたんでしょうね。
>しかし数匹が脱走し、天然記念物を襲ったとかで顰蹙をかい、更に動物愛護団体とのアレコレがあり廃業したそうです。
世界的にふわふわ系の毛皮は敬遠されてますし、脱走して厄介者になっては、ミンクの商いも途絶えざるをえなかったのでしょう。最近北海道でミンク毛皮、そういけば聞かないです。
>今も湿原にミンクが出没するそうですが、あの脱走ミンクの子孫かもしれませんね。
生態系を破壊していなければいいですけど。捕獲もしないだろうから、繁殖し放題で困ってそうですね。
14歳。ひとつ年下の弟に「早いもんだ」なんて思うかなぁとちょっと思いました。
4歳と書こうとしたのに間違えて1と書いてしまった…としても1は4に直しやすいし。なんて考えても真相は謎のまま。これからのキョーコさんの日記を楽しみに待っています。
9日の日記での歯科検診の話題中、一部モザイクがかかっておりませんが大丈夫でしょうか?
それと東並木は東並田ではなかったでしょうか?それとも別に東並木があるのでしょうか?
多分これだろうなと思う地域はあったのですが、最近合っているのかわからなくなってしまっています…
70年代の金持ちマダムの襟元を飾っていたミンクの襟巻き
そのミンクを飼育している所が東並木にありました。
しかし数匹が脱走し、天然記念物を襲ったとかで顰蹙をかい、更に動物愛護団体とのアレコレがあり廃業したそうです。
今も湿原にミンクが出没するそうですが、あの脱走ミンクの子孫かもしれませんね。
まさか豊くんが、一つ違いとは思いませんでした。同じ家に住んでいて違う中学には行かないだろうから、学校の話題で豊くんが全く出ないのは不自然極まりないですよね。
>5人兄弟の可能性ありますよね?
そうです。男三人兄弟。女二人。歳が近いので、立て続けに生んだようです。
>豊君は今も存命なら53歳位ですね。
日記の中でさえまだ詳細は不明ですが、お元気でいられることを願ってます。
金山君が並木です。並木と似たようなのがもう一つあったり、ややこしいです。元の字は違うけど、読みは同じようなのがあったり。いずれ出てくるので、その時確認してみてください。
石柱だけというのはなんとも物悲しいですね。廃校にはいくつか行きましたが、大抵、卒業生が来て書いていった落書きがあります。そういう事もできないなんて。
その箇所、取り上げようとしていたのに、いざやる時に、見過ごしてしまっていました。
>「明日は待ちに待たない英語の授業」 ってところで「ふふっ」ってなってしまいました…(笑) キョーコさんはユーモアがありますよね。
クラスメートで、冗談も言わないようなおとなしい人でも、日記とかではこんなユーモアがあって、でもその活用の場もなく、人知れず・・・なんてことがキョーコさん以外にもあるということを、思い知らされたような。僕のクラスメートでもきっとあったのかも。人はわからないですね。
>しかし毎度毎度思うのですが、書き出しは丁寧な時もありますが、文末に近づくにつれ乱筆になりますよね…
気分がのってくると、きちんと書こうと努めるより、文章の内容に重きを置くので、乱筆など関係なくなってくるのでは。素は砕けた字で、かしこまっていると、綺麗になるとか。本音で語る時ほど、装飾のない乱れた字になっているのかも。
>これからまだまだ新しい登場人物や驚きの出来事が待ち構えていると思うと目が離せません。
ありがとうございます。北海の地の少女大河日記として読んでいただけたら嬉しいです。成長とそれに伴う街の歴史もあることでしょう。
これからもよろしくおねがいします。
最近は殆ど夢をみませんが、僕も以前は穴に落ちる夢は昔よくみました。ガクンと、マットレスに沈む感じで、目が覚めるという。
>今も、高熱の時は、自分の脳みそを幽体離脱した自分が見ている夢です。
きっと、感受性が豊富なんですね。脳の引き出しがあるというか。僕は近所の店のおじさんをただじっと見ているだけとか、驚きも希望も無いような夢ばかりです。
>豊ちゃん、、、そんなに年齢が大きいとは驚きです。
お婆ちゃんが、看護でもしているのかなと。過疎の町の中学校だと、兄弟でクラスメートだったりしますよね。そんな話も無いし。
>決して広い間取りとも思えない、あの家のどこに豊くんの部屋があるのでしょうか。
盲点でした。日記の内容からして、キョーコさんと同じ部屋はありえないです。先に崩壊してしまった離れにお婆ちゃんと住んでいたとか、深い理由がありそうです。
布教活動からの逃避行動、夢にまで出るほど狂しいものなんですね。均君とは君付けにもなり距離は縮まっているように見えたのに、逃げるとは、メモをみられたことをまだ引きずっているとか。
と言うことは、前に小さいお兄ちゃんと言う記述があったから、5人兄弟の可能性ありますよね?
東京にいるらしい脛かじりが長男、一万円くれたのが、次男?長女が史之舞、次女キョーコ、三男豊?
豊君は今も存命なら53歳位ですね。
並木と東並木で・・・
キョーコさんが通ってたのが並木?
金山君が通っていたのが東並木?
その逆ですか??
東並木はキョーコさんたちが卒業した翌年に廃校になって。正門の石柱だけが残っている様ですね
少女漫画家の日記を忘れてました。
ってところで「ふふっ」ってなってしまいました…(笑) キョーコさんはユーモアがありますよね。
しかし毎度毎度思うのですが、書き出しは丁寧な時もありますが、文末に近づくにつれ乱筆になりますよね…集中力が続かない性格なんですかね。それか、書き終える頃にはすっかり睡魔と戦っているのか…。
カイラスさんの書き起こした日記もまだ2冊目。全部で何冊あるのか分かりませんが、これからまだまだ新しい登場人物や驚きの出来事が待ち構えていると思うと目が離せません。
歴史に少し埋もれた出来事の記述などもあって懐かしく思い返したりも出来そうです。
自分だけスローモーションで、足がうまく動かない。
ストン!と穴に落ちて、目が覚める、、、、。
そんな夢を小さい頃から見てました。
今も、高熱の時は、自分の脳みそを幽体離脱した自分が見ている夢です。
豊ちゃん、、、そんなに年齢が大きいとは驚きです。
決して広い間取りとも思えない、あの家のどこに豊くんの部屋があるのでしょうか。