まだ夜も明けきらないうちに一番にこの洗面所を使用していたのは、ご主人か、それとも、化粧に費やす時間を考慮すると、妻の女将だろうか。
次に和香子ちゃんが来て、その後ろで、「これだから、女はよぅ~」「つい最近まで、水だけでチャッチャとやって済ましていたくせに!」と、洗顔クリームで念入りに顔を労るように洗う年頃の姉の洗面所長時間独占にいい加減痺れを切らしぼやく、やんちゃ盛りの長男裕之。
決して、派手な生活を送っていたわけではなく、むしろ、周辺環境の変化により、それこそ峠を転がり落ちるように、年々困窮の度合いを病魔に蝕まれごとく深めていったであろう、峠のお宿一家。
早朝の絵に描いたような幸せ家族の喧騒はどこへやら
僕の眼の前には、その後の一家の行く末を暗示でもしているかのような、破砕された洗面器がその痛々しい姿を晒し続けていた。
ここに紹介するのは、残留物から年代を考察してくれた方によると、お宿が連れこみ宿に堕ちる前の、表面上ではまだ一家が幸せな生活を営まれていただろういくらかの精神的にも金銭的にも余裕のあった時期だと思われる、 1981年~1983年頃に書かれた、長女和香子ちゃんと、ボーイフレンドである、芳幸君との間でやり取りされた、お宿の山に流れる清水のよう澄み切って、無垢で初々しい情愛が連綿と書き綴られた「交換日記」である。
前回の第一回目は、和香子ちゃんから芳幸君。
今回は、芳幸君から和香子ちゃんへの、なんとも、若々しく、瑞々しい、交換日記をしたことが無い人にとっては、こんなことやってみたかった、そうしたら、あの時あの時代、もっと頑張れたんじゃなかろうかと、嫉妬も混じった羨望を覚えるに違いないだろうが、我に返ると、交換日記のあった部屋は、全ての生命反応が途絶えたにみえる、廃墟と化した、お宿の一室という、その落莫たる思いに、頁をめくる手も思わず躊躇いが生じるが、ペシミスティックになるだけでは、誰も救われないだろうと、人生で一番幸福だった頃の輝きを今失望の淵にいる方に分かち合えることが出来たらなと、本人もひょっとしたらそうお望みではなかろうかと、逡巡の末に、次項を開いてみることにした
to わ~ちゃん♡
・とっても、かわゆい ノート ですなぁ~ 。
カラフルな所 が なんともいえなく 、 いい です ね~ぇ。
この ノート の 金 は オレ が 出す からさ 、 まぁ~ うけとっといてくれ。
・”すらんぷ” ですか 、 わ か こ も ・・・・ 。
オイドンも . トランプ ・・・ いや”スランプ” で 、 なやんでしまってます。
なんか、机にむかっているだけで、ボ~ッと なんにもしないで . すわっ
ているって かんじ なんだよねぇて 。
それにさ 、”みんなは 、今ごろ”必死”に 勉強してんだろうなぁ~、、なん
て、思えば 思うほど 、 まだ あせっちまってよ~ 、全然 だめなん
だよねぇ~ 。 まったく 、”3くばく目のゆうつ” ですよぉ~ 。
やっぱ 、 わかこ も 、考えてたのか~ 。 オレもあんまりさ、口に出したくないけどさ、
”おちたらどうしょうかなぁ~” ・”なに やろうかな~”と 思っていたんだ 。
でもさ 、 大丈夫 だよ 。 きっと 二人 とも 無事、”合格” でき るよ 。
そうさよ 、きっと 。 ・・・・ なっ ー 。 そう 信じて 、 あと”24”日
ラスト ・ スパート で、 がんばろうぜ !!
オレ たち 二人の”合格”を 祈って ・・・・・・・・ 。
”南妙法蓮華経”
お互い 、 がんばって”栄光”を かち取ろうぜ!
わかこ 、 ファイト !! ファイト !! ~ 。
・わかこ 、 もう お父さんと 仲なおりした かなぁ~ 。
だめだよ 、 お父さんをこまらせちゃぁ~ 。 ・・・・ でも 、 オレも 人のこと
いえないけどね 。
今ごろの時期のオレたちにとって”親”ってのは ケムッタイ 存在 なんだよね~
だから 、 少しのことで ケンカ したりしてしまうのかもしれないなぁ~ 。
きっと、今のうちだけだと 、 思うなぁ~ 、 親とケンカができるのも・・・・ね。
”女はヒステリー”っていうけど 、 わかこ は 自分のこと ヒステリー
デレデレもので”かわゆい”と、ノートのデザインを褒める、芳幸君。愛する和香子ちゃんが選んだものなら、気色悪い昆虫が表紙のジャポニカ学習帳でも、理由を付けて称賛の声をあげていたに違いないだろう。
>カラフルな所 が なんともいえなく 、 いい です ね~ぇ。
僕の手元にある、彼がカラフルだとのたまう、このノート。まさか、人手に渡っているとは夢にも思っていないだろうし、そのパステルカラーで彩られたノートが、土埃で薄汚れて、彼女の意思であるのか、数十年間も放置、半ば捨てられたままであるとは、もし彼がこの事実を知ったらと思うと、やけに陽気に振る舞う彼が実に滑稽、いや、不憫でならない。
>この ノート の 金 は オレ が 出す からさ 、 まぁ~ うけとっといてくれ。
たった240円のノートでも有耶無耶にしないところが、学生らしい。男の俺に払わせろと。
>”すらんぷ” ですか 、 わ か こ も ・・・・ 。
Dr.スランプの影響もあって、この言葉を多用しているようだ。ちなみに、Dr.スランプの連載開始は1980年。
>オイドンも . トランプ ・・・ いや”スランプ” で 、 なやんでしまってます。
「オイドン」口調は松本零士の「男おいどん」オマージュか。「スランプ」を「トランプ」。彼なりに頭を絞って考えたギャグを飛ばし、笑いを誘うことで、和香子ちゃんとの距離をさらに詰めようとする努力がいじらしい。
>まったく 、”3くばく目のゆうつ” ですよぉ~ 。
ヒロシ&キーボーの歌「三年目の浮気」がちょうどこの頃大ヒットをしているので、それをもじっているのだろうか。
※沢田研二のシングルに「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」という曲があります。1982年9月10日発売。この曲を踏まえてギャグっぽく言っていると思われます。ご指摘いただいた「あっぺ」様、ありがとうございました。
>”おちたらどうしょうかなぁ~” ・”なに やろうかな~”と 思っていたんだ 。
高校に落ちた場合、彼は就職をも考えている。二人は互いに高校進学を目指していて、その成否は、この交換日記の最後のページで判明することになる。苦難を二人で乗り越えて行こうという共通した想い、目的もあって、一度はやめたこの交換日記を、再開したようなのである。
>そうさよ 、きっと 。 ・・・・ なっ ー 。 そう 信じて 、 あと”24”日
残るは、24日。
一ヶ月を切っている。
>オレ たち 二人の”合格”を 祈って ・・・・・・・・ 。”南妙法蓮華経”
彼、または二人は、宗教関係者か。
なお、コメント欄でご指摘がありまして、
『南妙法蓮華経、修養会という事ですのでこれは「日蓮宗」になります。』とのことです。
「はじめまして」様、どうもありがとうございました。
>お互い 、 がんばって”栄光”を かち取ろうぜ!
「大勝利」とは言っていないので、学会関係者である可能性は低いのかもしれない。
>わかこ 、 ファイト !! ファイト !! ~ 。
よほど親密でないと、臆面もなくここまであけっぴろげには応援出来ないものだ。胸に染み入るぐらいこの掛け声は彼女に響いたことだろう。どんなにか励まされたことか。であるからして、交換日記が打ち捨てられたままであるのは、本当に理解に苦しむ。
>・わかこ 、 もう お父さんと 仲なおりした かなぁ~ 。
彼女が父親とケンカして父を無視していることを心配する、芳幸君。
>今ごろの時期のオレたちにとって”親”ってのは ケムッタイ 存在 なんだよね~だから 、 少しのことで ケンカ したりしてしまうのかもしれないなぁ~ 。
娘に無視されて狼狽するご主人より、ずっと二人の方が大人だった。全てお見通しで冷静に親を観察しているのであった。
だと思う。
・今日、願書の清書をしました 。
いやぁ ~ 、緊張してしまいました 。
うまく 、書こうとすると オレって だめなんだよね~ 、 あ~いうのって,
まいりました , あたい は 。
・今日 , まじめに 塾へ いってきましたよ ~ 。
途中 から、安田 がきたんだけどさ 、 あっ ・・・ と 、 0:00 ドェ~ス
29日さようなら , 30日さん オッス !! なにを やってんだ、オレは。
オレ は ビックリ したよ 、 安田を 見て 。・・・・(おそろしいほど話しがコロコロ変わるなぁ~)
だってさ 、うす化粧しているかんじで、
イヤリングして 、頭に ピンクのフサフサしたもんくっつけてんだもん。
まるで 、 クジャク の ようだった 。
あ~いうことすんのも よしあし ですなぁ~ 。
といった ところで 、 もう ねます です 。
あした ・・・ いや もう今日 、 PM 1:00~ 西八 へ いってきます。
また 、 その時 の ようす を 、 かく ね 。
あ~ あ ・・・、 お や す み 。
このごろ . ろくな ゆめ 見ない から 、
今日 は ・ いい ゆめ 見たい よ~ 。
ひたひたと迫る、高校受験の日。
彼は願書の清書を済ます。
>・今日 , まじめに 塾へ いってきましたよ ~ 。途中 から、安田 がきたんだけどさ
親の方針か、金銭的な事情によるものなのか、和香子ちゃんは塾へは通っていない。
彼の通う塾に、二人のクラスメートと思われる、安田も来た。
>オレ は ビックリ したよ 、 安田を 見て 。だってさ 、うす化粧しているかんじで、イヤリングして 、頭に ピンクのフサフサしたもんくっつけてんだもん。
安田とは男かと思ったら、女の子だった。
安田さん、クラスでは普段地味にしているに違いない。中学三年生ながら薄化粧をして、イヤリング、頭には派手な色のピンクのフサフサまでのせていたのだという。この時期、色気づき始めた中学生が外で見せるもう一つの別の顔、発育途中の少女のハッとする大人の色気あるあるでもある。
>まるで 、 クジャク の ようだった 。
派手に着飾った同級生を絶妙な比喩で表現。けど悪口までには至らずに、きっと和香子ちゃんに微笑みをもたらしたことだろう。
>PM 1:00~ 西八 へ いってきます。
彼はある用事のために、西八王子まで行く。
・あぁ~あ 、 なんか つかれちまったぁ~ 。
今日は、 西八へ 修養会(れ~のお経のさ、あれよ・・・。) だったので
いってめ~りました 。
西八って あんまり いい店 ないからさ 、 あんにも 買ってこな
かったんだ 。
今日は、 なんか オレ ついてたんだよね~ 。
忠実屋 で ソフト くったんだ。そうしたら そこのおばさんが
(ソフト・クリーム)
”ボク 、ひとまき おまけ” なんて 、 少し おまけしてくれたし
さ 。
帰る時 、 B1 で すしを買ったらさ(かんひょうまき 2本)、
あの 、 たまご がのってるやつ 2コ おまけでくれてさぁ~ 。
オレ 、 うれしかった ねぇ~ 。
その すし . 高尾のホーム で かんしゃ しながらくったねぇて。
でも 、 もう こんなこと 2度 と ないだろう 。
・ このノートの金さ 、 230円 だけどさ 、
まぁ 、 20 円 は 、 てまちん ドェ~ス !!
20円 で 、 なんでも かってくれ !!
・ K . よしえ のさぁ~ 、 ”春 なのに” っていう 曲
いいと思いますよ~ オレ 。
とっても 悲しい 、 つらいような歌でさ、 でも 今の
・・・ 春ってさ 、 本当 は たのしいじゃ~ん 。しかし 、毎日は、あえなくなっ
てしまうという悲しさもある。っていうところ ・・・ 。
”春 なのに~ . おわかれですか~ 。 春なのに~ . なみだが こぼれ
ます~ 。” ・・・ こういう歌 きくと ど~も 、 ジ~ン と きちまうね。
で は 、 バ イ バ ~ イ !!
芳幸君が西八王子を訪れた理由は、修養会に参加するためだった。お経と言っているので、教会主催ではない様子。
>今日は、 なんか オレ ついてたんだよね~ 。
とびっきりの慎ましやかな、ラッキーな出来事を彼は披露してくれる。
>忠実屋 で ソフト くったんだ。そうしたら そこのおばさんが”ボク 、ひとまき おまけ” なんて 、 少し おまけしてくれたし
ソフトクリームをたった一巻きオマケしてもらっただけで、恋人にその喜びを伝える素朴な中学三年生が、今の時代に、どこを探せばいるというのだろうか。
>(かんひょうまき 2本)、あの 、 たまご がのってるやつ 2コ おまけでくれてさぁ~ 。オレ 、 うれしかった ねぇ~ 。
寿司といっても、買ったのは一番安いかんぴょう巻き二本。よっぽど芳幸君が不憫に見えたのか、ここでも店員がサービスをしてくれた。
>その すし . 高尾のホーム で かんしゃ しながらくったねぇて。
涙も潤まんばかりに、ホームで食らいついた、寿司、さぞ美味しかったことだろう。その情景が数十年後の今でありありと目に浮かぶよう。
>でも 、 もう こんなこと 2度 と ないだろう 。
ほんの些細な幸せも一生モノに感じるぐらいに、彼は感受性が極めて高いようだ。
>20 円 は 、 てまちん ドェ~ス !!
彼が気に入って多用している「ドェ~ス」。これはファミコンのディスクシステムのゲーム「デッドゾーン」で、ゲームを起動した後にすぐ流れる伝説のボイス音源「キャリーどえーす」を真似ているのかと思ったら、この時期、まだディスクシステムは発売になっていなかった。
>K . よしえ のさぁ~ 、 ”春 なのに” っていう 曲 いいと思いますよ~ オレ 。
柏原芳恵12枚目のシングル曲「春なのに」。1983年1月11日にリリース。
この交換日記は、1983年に書かれたとみてほぼ間違いないだろう。
>こういう歌 きくと ど~も 、 ジ~ン と きちまうね。
春になると、二人に幸福は訪れるのだろうか。
交換日記の最終ページに書かれる言葉とは
「春なのに」のことを何もしらないだろう芳幸君に、作詞作曲が誰であることなどを説明してあげる、和香子ちゃん。
この歌、今の私達の心境にピッタリだねと、中学生活を振り返り、好きだった先生をあげていく。和香子ちゃん、意外なことに、教頭先生が大好きだったと、ハートマークまで付けて教頭先生の素晴らしさを彼に説く。
人権侵害気味のとんでもないアダ名の女友達の名を平然と書き綴る、彼女。近い距離にいるからこそなのかもしれない。
お宿の残留物ではうかがい知ることは出来なかったが、和香子ちゃんはある楽器を習っていた。受験勉強で忙しい中、その発表会が開かれるようなのであった
つづく…
「和香子からmineo」廃墟、家族崩壊のお宿.14
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コメント
コメント一覧 (20)
廃墟やこういうのを見ると何とも言えない感覚(嫌ではない)に襲われるのはなぜでしょうか?
なんかこう切なくなります。
カイラス
がしました
流行のインフルエンザを満喫しているうちに和香子ちゃんの交換日記な展開になっていましたね。
カイラスさんによる日記の公開は興味深いものばかり
当時の世相、風俗が垣間見える懐かしさもさることながら
他人の日記を読むという背徳感と絶妙な考察によって想像力が掻き立てられ
えも言われぬ作品に仕上がっている様に感じております。
カイラス
がしました
カイラスさん、ココアは溶かすのが大変ですし、外で飲むには缶は良いな~!と、私もサンプル百貨店で 購入するか考えておりました!
購入された方は、良さげな事を書いていますね😊
…和香子さんのセレクトノート、可愛い~!!
前の記事の便箋も可愛かったですが…!
他の記事になりますが、あの赤ちゃん人形や、幼稚園にある「フロンティアくん」変でしょうが、可哀想で、持ち帰りたくなる気持ちになります。
先のコメントの方が書くように、ソフトに玉子!彼はなんと純粋な良い方なんでしょう❤
親御さんの宗教とはいえ、集会に顔を出すとは、真面目なのですね。
知らない方なのに、先にどんな人生があり生活していたのか気になります。
世の中、落ちる状況にいようが浮上する人、落ちない人もいるそうです。そうであり、幸せに生きていらっしゃると信じています😌
カイラス
がしました
大垂水峠をモデルにした舞台の『バリバリ伝説』の連載開始がこの年。
交換日記を書いている時期あたりから和香子さんが外に出ると爆音を上げ猛スピードでお宿のコーナーを通り過ぎるバイクをしばしば目にするようになったでしょう。
やがて、彼らがお宿の一家の運命を激変させることを、和香子さんはまだ気付いていない。。。
カイラス
がしました
私は2冊でやりとりしてましたが。
二人は同級生公認だったのでしょうか。
一冊のノートでやりとりすると、
書かない(書けない)日が1日あるわけですから
話すネタもあるのかと思いきや、
ソフトクリームや細巻きの話には
和香子ちゃんも日記を読みながら
クスッと笑った事でしょう。
二人の他愛のない小さな喜びが表れてますね。
当時だと習い事は、女子はピアノが主流だったかと。
そう言えば、和香子ちゃん部活動は
何だったのでしょうかね。
今までのキーワード、
誕生日や流行りの歌、受験生などから
和香子ちゃんとは同じ年同じ誕生日、
中3の異性との交換日記と
話が進行すればするほど
自分と同じ事が判明して驚きます。
私は私立受験日前日と当日に雪が降ったのですが、
この日記にも書いてあったら尚驚きなのですが。
同じ日記でも、数年のズレ、内地との環境の違い、家庭の事情、、人生の一部ですが、
自筆の記録とは口に出すより
読む側は、時代に思いを馳せらせますね。
カイラス
がしました
・・・どう考えても創価学会ですne。
カイラス
がしました
廃ホテルや廃レジャー施設を検索すると、
たまに、在りし日の姿(施設が生きていた頃の姿)を見ることが出来ます。
いつか、酔いどれガード下の件で書き込んだ、
竹屋食堂もそうですが、在りし日の姿を見ると峠の宿を含め何ともノスタルジックな気分になります。
最近の調べで分かりましたが、今はガード下の竹屋食堂も、登場していたお三方も全てこの世に居ないそうです。
俺は、この感覚が堪らなく萌えます。
カイラスさんは廃虚のどの辺りに魅力を感じますか?
また、初めて魅力に気付いた時はいつですか??
カイラス
がしました
本当にお疲れ様です!カイラスさん。和香子ちゃんもキョーコさんと同じ年の受験生!ではないですか!
彼氏の交換日記なんて羨ましい。
彼の〇〇どえーす。私も友達に書く手紙によく書いてました!きっかけはなんだったのか覚えていません。当時女子同士手紙のやり取りやサイン帳プロフィールなど書く時にお約束的な感じでした。
好きな歌手、松田聖子どえーす。って感じです。柏原芳恵 春なのに カラオケでよく歌います笑 和香子ちゃんのお父さんを気遣う彼って素敵!おまけしてもらった事をありがたそうに手紙に書くなんて良い子だ!カイラスさんのおっしゃるとおり今の時代こんな純粋な子いない。
お宿一家と彼が、どうか今も幸せでお元気でいてくれることを祈ります!
もうお宿解体されたのですね。
なのでカイラスさんの更新が頼りです。次回も楽しみにしています!
カイラス
がしました
ちょっと気になったので…
「3くばく目のゆうつ」→「ろくばん目のゆうつ」と書いたのではないでしょうか?
沢田研二の歌に「6番目の憂鬱」というのがあったと記憶しています。
当時の中学生が沢田研二を好んで聴いていたかどうかは定かではありませんが、流行りのものを意味もなく言葉の端々に使ってみたいのは、いつの時代の中学生にもありがちなことではないかなぁと思いました。
カイラス
がしました