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 泥水ギリギリまで滑ってみようと、やる気マンマンで座ってみたが、十数年の歳月は思いのほかコンクリートを削り、すり鉢の溝のようなギザギザを滑り台の表面に作りだしていた。そのままいったら、ズリズリと進まないばかりか、パンツに爪痕のような擦過痕を残すことは確実なので、滑るのはやめておく。滑り台、グラスファイバーやコンクリートより、ステンレス製が理想的に思われます。



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 すぐ隣にはプールなのかフラミンゴがいた池だったのか、見分けがつかないほど汚れた水槽施設があった。



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 藻が水面を覆う。



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 給食の時などに使用する配膳台がぶん投げられていると思ったが、これはビーチチェアーでしょう。もはや園内のモラルは崩壊している。第三者との接触は避けたほうが賢明だ。

 廃墟では滅多に人とあわないものの、まれにある。北海道の廃小学校で、上下作業着の現場監督みたいなのが廃小学校前の林道の奥から歩いてやって来た時は、ブログ開設前で馴れていないということもあり、身の危険を感じ、視界に入っていないフリをして故意に自ら遠ざかった。向こうは一瞬身を乗り出して挨拶をするようなモーションをしかけのだが、避けられたことに感づき、その場に立ち尽くしていた。あんまりのことに、途方に暮れていたのだろう。僕はそそくさと校舎内に入って探索を始めたが、その後、彼が来ることはなかった。今思うと、大人げないことをして、彼に余計な遠慮をさせてしまい、すまないことをしたものだと、反省に反省を重ね、廃墟で再び彼にあったら謝罪しようといつも身構えているが、あれから、彼の姿をみたことはない。それっぽい管理人の廃墟ブログを発見したが、確信はなく、本人に確かめてまで謝ろうという気も、全然無関係だったら骨折り損であるし、そこまでの使命感は持ち合わせていなかった。その後、数回そのブログを閲覧してみたが、いつからか、廃墟ブログから、お寺訪問のブログに内容が変わってしまっていた   



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 水槽施設の後方に控えるのは、巨大な行川遺構。

 コンバットブーツの紐を締め直す。



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 一気に行かず、にじり寄って行く。



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 海岸線を一企業が独占していたという贅沢な作り。

 新たにホテルが建てられるなら、本館はここになりそうだ。千葉県民の皆さん、しかと目に焼き付けておいてください。数年後、こうも変わるのかと、きっと驚かれることでしょう   



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 炎天下を避けるためのくつろぎスペース。

 探索小休止にどうぞ。



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 コンクリートの骨格が残るのみと思われた。



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 漂着物。



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 隙間さえあれば、といった彼ら。



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 上手くもなく、下手でもなく。



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 園内の水がここを通り海に排出される。



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 壁伝いに歩いていった。



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 積まれたパイプ椅子などの山の向こうにドアがあったので入っていってみる。



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 生活家電の冷蔵庫があることから、管理事務所だろうか。



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 かまわず体を卑屈に折り曲げて入って行く。



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 夜勤職員の洗濯場だったらしい。



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 主題が不明瞭で良くわからない、写真のハウツー本では叱られそうな心象風景のような一コマ、撮っておきました。



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 撤去には費用もかさむことでしょう。



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 職員用ロッカーもこの有様。



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 ブラウン管のテレビが中央に鎮座。



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 バボちゃんかと思って調べてみたら、似ても似つかない顔。そういえば、M&M'Sもあったなと画像検索してみるも、M&M'Sのはもっと底意地の悪そうなイヤらしい顔つきをしている。

 すっきりとせず、判然としないまま「高電圧 立入禁止」なる扉の中に、猛然と飛び込んで行こうかとする、僕がいた   




つづく…

「死角に潜んだ、探索者」落日の廃墟、行川アイランドに行って来たよ!.8

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