府中基地RX-1
 棟から棟へと脱兎の如く移動した、僕。

 近くには有閑マダムの声も弾むテニスコート場がある。ちょうど見切れるのだ。

 まさか連絡はしないだろうけど、誰もが一人一台スマホを持つ今の時代、用心するに越したことはない。

 前も言及したけれど、ここのテニス場もお婆さんとお爺さんにコートを占領されていた。若者はラケットを買うお金さえ無いのだろうか。そもそもテニスに興味が無いのか。大坂なおみなんてほぼアメリカ人だし、ニシコリこと錦織はテニスやりたさにアメリカ留学。国籍だけ日本でも、稼いだ金は海外で浪費。日本の大地に根を下ろしたテニスプレイヤー、出て来て欲しいものです。



府中基地RX-8
 一階を真っ直ぐ行くと裏口に出られるようだ。中央には二階への階段。左右にそれぞれ廊下が通っている。

 天井は腐食して大きな穴が。壁のペイントは全体が剥離して皮みたいになって層が浮きまくっている。損傷は著しい。

 右のドアを進んでみることに    



府中基地RX-13
 雷でも落ちたのだろうか。劣化からの自然崩落か。

 二階から一階までがザックリとやられていた。



府中基地RX-11
 21世紀にもなったというのに、地元でありながら、壁一枚向こうには、別の世界が広がっていました。

 朽ち果てようが、手つかずのまま。成り行き任せ。

 それが、一番なのです。



府中基地RX-9
 絶妙な均衡を保ってぶら下がっているのだと思われる。

 衝撃がどこか一箇所にでも加わりでもしたら、その絶妙な均衡は狂って、下にいる僕は串刺しになるかもしれない。

 上への細心の注意を払いながら、左の部屋に入ってみた。



府中基地RX-15
 トイレのようだ。

 相変わらず、荒れたのか、荒らされたのか、判別出来ないぐらいの荒廃ぶり。

 トイレは常にヤンキー達の欲求不満のはけ口。陶器を叩き割ることがこの上ない爽快感に繋がっているのかも。
 


府中基地RX-19
 洋式便器の大。

 外人サイズなのか、個室はゆとりのある広さが保たれている。

 今までの府中元米軍基地レポートで、ここまでやった人はいたでしょうか。全員のをみたわけではありませんが、いなかったと願いたいです。



府中基地RX-16
 便器は撤去済みか、



府中基地RX-17
 シャワー施設でしょう。

 備え付けのオイルヒーターが一冬でも一日中稼働しているのでサウナルームのようにほっかほかで快適だった。

 レストルームを出て、左を見ると、



府中基地RX-12
 斧を振り下ろしたかのように、スパッと断面も鮮やかに露出。



府中基地RX-20
 なにがどうなったら、このように崩れてしまうのか。

 いいものをみせてもらいました。

 都内で、大層なモノ、見られますね。



府中基地RX-23
 臓物をえぐり出されたように中はすっからかん。

 ミリタリーマニアの仕業?



府中基地RX-21
 刺激的な空間でした。



府中基地RX-27
 誰かが掃除をしているのでは?と想像したら、気持悪くなった。

 奥多摩の廃墟ロープウェイ場でも同じことを思ったが、あそこは本当に有志の方がやっているという話だ。

 風のせいでしょう。

 入って左の廊下を進んでみる。

 大ホールがあり、ここに来たらこれを見なくては、という、例の伝説のオブジェが、そこには鎮座していた    




つづく…

「包みを開いた、探索者」実はまだあった府中米軍基地跡に行って来たよ!.6

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