基地に行って来た メインタイトル725
 大ホールに続く、奥に真っ直ぐ伸びる廊下があった。途中には右左に小部屋がいくつか配置されている。

 順番に小部屋に入っていく。



府中基地RX-96
 不自然に立たされているかのような木製の棚が引力のある存在感で部屋の壁際に立っていた。

 福島の地震があった時にここも震度6ぐらいはあって相当揺れたはずだが、こんな骨組みだけに近い構造で倒れなかったのだろうかと、ゆさゆさと揺すってみるが、案外頑張って持ちこたえているようだった。

 ここに何もなければあと十数年はこのままでいるかもしれない。



府中基地RX-95
 オイルのペール缶?

 数少ない本国の息吹が感じらる残留物に出逢って思わずうっとり。



府中基地RX-97
 消毒用の粉でも入れて散布していたのでしょうか。



府中基地RX-91
 壁の染みでさえもアメリカンな感じ。



府中基地RX-100
 なお、またまた最近この元基地施設へ偵察(外回り)に行ったところ、この窓から見える熱帯雨林のジャングルのような生い茂った木々はほぼ伐採されてしまっていた。

 そして、僕が病院施設ではないかと睨んでいた建物の壁面に、青色のペイントに白抜きの十字のマークが表出していたのだ。以前までは木や草に覆われていて隠れていた部分である。

 あと、トヨタのディーラーがある通りの基地フェンス内に工事中だった側溝だが、古いフェンスが壊されて側溝の奥に新たなフェンスが設置されていた。つまり、基地施設の土地を削ってその分歩道が拡幅されたのである。以前は人ひとりの通行がやっとだったが、今は自転車二台が並走できるような広い歩道に生まれ変わったのだ。

 基地内部で新たな工事が始まっているような気配は見受けられず、一斉取り壊しという懸念は取り越し苦労かと一時的に安堵するも、再開発計画は進行中かも知れず、いや、コロナ不況でそれどころではなくて再頓挫した可能性もあるのではないかと、頭の中をもやもやとさせながら終始伏し目がちで基地偵察ルーチン(外側左回り)を終えたのだった。



府中基地RX-101
 この基地内で瓦屋根の家はなかったはず。

 古い時代の不法投棄かな。



府中基地RX-102
 優勝カップのようにも見えるが、アメリカ版寸胴鍋ではないかと思う。

 下の鍋の蓋みたいな口をガスコンロ上に乗せて大量のスープを煮たりするのでは。



府中基地RX-103
 最近バンクシー製作の映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を観ましたが、芸術ビジネスの世界はわからないものですね。バンクシーの助手みたいなことをしていたイタリア人、何の技術も思想もないような素人が、バンクシーによる演出とバンクシーの威光を上手く本人が利用してそれで騙される方がバカなのか、そういった試みでバンクシーが業界を皮肉ろうとしたはずなのに、仕掛けた方も本人も想像した以上の結果が出てしまい、一躍時の人となって高額で絵が売れるようになってしまうという矛盾と理不尽がまかり通ってしまう世界。

 You Tubeのカイラスチャンネルに外れはないですが、時間の無駄みたいな動画が跋扈するなか、この映画は大変見応えがあるのでご覧になってみてはどうでしょうか。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ スタンダードエディション [DVD]
ティエリー・グエッタ,スペース・インベーダー,シェパード・フェアリー
KADOKAWA / 角川書店
2016-09-30


府中基地RX-105
 プラネットの向こうにトイレが見える。

 数々の死んだトイレを見て来たこの僕が、ここでも突撃してみます   



府中基地RX-109
 戦場に便器が残っていたら、こんな風なのだろう   



府中基地RX-107
 険しくて、近寄れませんでした。



府中基地RX-110
 ここが、大ホール。

 手前にあった寸胴やこの床に落ちていた細々とした残留物を検証した結果、これはカフェテリアだったのではという結論に   



府中基地RX-112
 剥げかかっていて随分と古そうだが、米軍がいた当時の壁画ではないと思うが・・・・



府中基地RX-117
 こんなのがあるから、1980年代のグラフティーアーティストなのか。



府中基地RX-132
 ここに来たら、これを見よという・・・



府中基地RX-115
 オブ・・・・



府中基地RX-122
 オブジェ・・・・

 変わらずあって良かった。



府中基地RX-128
 こんな所まで昔のヤンキーはバイクで入り込んで来ていたらしい。

 吹き荒れた校内暴力の嵐。

 殺気立っていたが、世の中にはまだ熱があった。



府中基地RX-137
 お子様ランチの旗だったのではと推察してみたが、どうだろう   



府中基地RX-136
 これは当時の彩色のように見える。

 だとしたら、先程の絵は米軍基地用に描かれた正式に雇われた絵師によるものぐらい壁に馴染んでいた。実際、画風が今までのいたずら書きとは一線を画していたように見えた。

 言い過ぎか。



府中基地RX-135
 魅惑の機械。



府中基地RX-138
 ただのブレーカーでさえ舶来品の匂いがする。

※これは「ナイフスイッチ」というもので、手動で上げると物理的に電線が結ばれ電気が通ずる文字通りのスイッチ。

ご指摘下さいました『B.B.』様、ありがとうございました。



府中基地RX-140
 


府中基地RX-139
 カフェテリアを出た。

 あれだけ馴染んでいれば、当時の正式な絵だろうが後のゲリラ的絵師によるものだろうがもうどうでもいいことのように思えた。



府中基地RX-144
 次はあそこに入ろう。

 まるで昔の香港の電脳街にあった怪しげなゲームショップに入る前のような、胸踊る躍動感に溢れている自分をを自覚する   
 

 

つづく…

「突き刺さりそうな部屋」実はまだあった府中米軍基地跡に行って来たよ!.9

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