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道3
この道をゆけばどうなるものか

危ぶむなかれ

危ぶめば道はなし

踏み出せば

その一足が道となり

その一足が道となる

迷わず行けよ

行けばわかるさ


『道』
アントニオ猪木


あの時、あの道に一歩を踏み出したからこそ、キョーコ邸にたどり着いたのかもしれない   



20a
20b
1979年 5月20日 (日) 11:45

今日 めずらしく 史之と 卓球をしに
あの 行間辺の学校へ行って来た.
佃ちゃんと、はら口の人 二人がいた.
途中で 則と網木さんに会って
卓球したり、バドミントンをしたりした.
私はかぜをひいてしまってぐったり
明日 休むつもり_ だって. .. ..
火よう日は 中間テストなんだもん.

こまってしまうのよねえ。だから 休むの。
風邪 ハやあ    ね。 今日は ずいぶん 笑う
日だと思った。何だろうね. 明日は汽車だ
そうだけど ・・・・ 私は いやだ . .  .  . ..   .  .
休*むのに 汽車に乗っていたら みんなに
見られるでしょ。だから いやだ 。あ ~~~ 明日は車で
行きたい。 だって・・・・・ ・ 風邪ひいてるもん。
いやあ こまった , 中間テストの 勉強なんにもしとらん 、
ほんとうにこまってしまう ,   こまったなあ ・・・。
どうしよう。何にもしてないんだ . . . 。
いいもん赤点だって . ... サ! もういいよ。
落だいしたってサ! 掛居先ぱいは なして
しんがくできたのかなあ , *頭がいかったのかね。
小宮君は . . どうなんだろう. . . . _
私 小宮君好きだ .. . .. 大好き , かわゆいもん。
なんちゃって . .. . D組の人もいいのよねえ。それと,
生物部の人ね。 あ~~~ 鼻がいたい。おやすみ


めずらしく姉の史之舞と卓球を楽しんだ、キョーコさん。それが祟ったのか風邪をひいてしまいぐったりの様子。

月曜には汽車で病院に行く予定だが、それだと車両内で出くわした通学途中の同級生に仮病かしらと疑惑の目を向けられかねないと心配に。

病人なんだし、お母さん、車に乗せてって     

暇を持て余している社会人の姉と中間テスト直前なのに卓球で遊び呆けて、テスト勉強なぞなんもしとらんと、自暴自棄。

落第。きっと留年かも。

現実逃避なのか、カワユイを強調してますます小宮君にのめり込んでいく   



21a
21b
1979年 5月21日 (月よう) 10:45

今日は , 学校を休みました。
朝 , My Motherの 車で 行くまえに学校に
電話をかけました。 風邪 いやあね。
風邪ひくと とてもつらいです。 こまったもんです.
テスト勉強なんて やる元気ありませんよ。
明日テストだけど .... 明日 学校に行けるかどう
かわかりませんよ。,  こまるなあ . 本当にこまる ,
掛居先ぱい 私の風邪もらって くらはい。
おねがいしますヨ! でも小宮君にはもらって
ほしくないの。 掛居先ぱ    い。 私 , 物理部やめて
他の部に入りたいのです。 物理部は掛居先ぱいの
顔を見て入ったんであって サ ... べつにねぇ _ . . . 。
他の部に入りたい, 小宮君と同じ部?. ...
羽球ね。 羽球って好きだよ。卓球もね .
バスケも ... だけど 私 . 足が 悪いしょ .... 。

だから ... スポーツ ダメなの ... やりたいけどね。
合唱部 又ハ ,  すいそう がく部 なんかいいみたい!
いいと思う。 明日は学校へ 行くようにガンバロウ!
小宮君 大好き ・・・ Dくみの 人も .. .. . .. . おやすみ.(
(赤点 取りそう . _ ... )


お母さん、お願いを聞き入れてくれてありがとう。

学校を休んで、母親の車で病院に向かった、キョーコさん。

姉の史之舞と日曜日に普通に卓球をしていたというのに、勉強をできない理由を都合よく風邪のせいにしてしまう、彼女。

そんな元気(勉強をする活力)ない。

急速過ぎる心変わり。

この風邪、掛居先輩がもらってくらはい。でも小宮君にはもらって欲しくはない   

一年経てば学校からいなくなる先輩。ならば、遠くの親戚より近くの他人であるのか、急激に意中の男性は小宮君に傾いていっているのである。

そもそも物理部自体には何の興味も無かった。掛居先輩への興味が薄れていっている今、もはや在籍している意味は無いに等しい。

小宮君のいる羽球部に、入部してしまおうかな・・・。

私、足が悪いから体育会系の部はダメであると躊躇する、キョーコさん。一時的な足の痛みなのか、持って生まれた障害でも実はあったのか。卓球などは活発にしていたので、障害があるにしても、それは軽微なものなのかもしれない。

物理的な近い将来の別離もあり、掛居先輩から心は離れていくばかり。

一方、ぐいぐいと引き寄せられる可愛くて仕方のない小宮くん。

掛居先輩への興味も薄れてきたことだし、でもスポーツはできないから、音楽関連の部に入ろうかなと、悩み始めるキョーコさん   



つづく...

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