仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地、残留物

カテゴリ:炭鉱施設

 ツーリングマップルの中扉のカラー写真に胸を射抜かれてから、もうどれぐらいの年月が経っただろうか。 かつて、寝ぼけ眼で、朝焼けのギリシャのエーゲ海の船上から見たキプロス島、白じむ石造りの建造物と重なり合うような、紋別鴻之舞のコンクリート神殿のごときこの建 ...





 当時はこのアーチ型の入り口から出入りしていたようだ。 北海道の建物の多くがそうであるように、防寒のために二重にドアが設置されていたはずだが、今やその二つのドアは侵入者にこじ開けられたのか、中途半端に壊れたガラス戸は危険なので管理者により安全性を考慮して ...

 人の寄り付かなくなった寒々とした森の中で、唯一、人の温もりを残していそうな  最後の老坑夫が、森に消えて行くまでここで見守るのだと、身代わりとして、置いていきでもしたかのか  いまだ刺激臭を発散していそうな、傷ついたヘルメットが、たった、ひとつだけ・・・・・ ...

 食べられそうなキノコでも無いのかなと時折茂みを蹴り上げながら、見るだけでも陰鬱になってくる、すでに森の一部と化している廃墟構造物に、足元に細心の注意を払いつつ、侵入してみることにする    森にこんなものが置き去りとは、土地の所有権とかはまだ炭鉱会社が ...

 北海道は釧路、大草原のただ中にぽつんと一軒、取り残されたように佇む廃屋にて、酪農一家が、その抜け殻と化した家のつくりから察するに金銭的に決して裕福ではなかっただろうが、壁に貼られたポスターや服、土産物などの残置物などから、慎ましくも、さぞかし平和に楽し ...

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