仄暗いお散歩

廃墟 廃屋 事件現場 カイラスチャンネル(You Tube)

カテゴリ:炭鉱施設

 深い山の中でひっそりと眠る、羽幌炭鉱の廃墟炭住マンション。 とある階の新聞紙やチラシが散乱する部屋    田代隆志君の英語プリントが野ざらしのまま。 本人はもう定年退職をした頃だろうか。 永久凍土に閉じ込められたような固まった建物と室内と時間。 チラシ ...





 ツーリングマップルの中扉のカラー写真に胸を射抜かれてから、もうどれぐらいの年月が経っただろうか。 かつて、寝ぼけ眼で、朝焼けのギリシャのエーゲ海の船上から見たキプロス島、白じむ石造りの建造物と重なり合うような、紋別鴻之舞のコンクリート神殿のごときこの建 ...

 当時はこのアーチ型の入り口から出入りしていたようだ。 北海道の建物の多くがそうであるように、防寒のために二重にドアが設置されていたはずだが、今やその二つのドアは侵入者にこじ開けられたのか、中途半端に壊れたガラス戸は危険なので管理者により安全性を考慮して ...

 人の寄り付かなくなった寒々とした森の中で、唯一、人の温もりを残していそうな  最後の老坑夫が、森に消えて行くまでここで見守るのだと、身代わりとして、置いていきでもしたかのか  いまだ刺激臭を発散していそうな、傷ついたヘルメットが、たった、ひとつだけ・・・・・ ...

 食べられそうなキノコでも無いのかなと時折茂みを蹴り上げながら、見るだけでも陰鬱になってくる、すでに森の一部と化している廃墟構造物に、足元に細心の注意を払いつつ、侵入してみることにする    森にこんなものが置き去りとは、土地の所有権とかはまだ炭鉱会社が ...

 北海道は釧路、大草原のただ中にぽつんと一軒、取り残されたように佇む廃屋にて、酪農一家が、その抜け殻と化した家のつくりから察するに金銭的に決して裕福ではなかっただろうが、壁に貼られたポスターや服、土産物などの残置物などから、慎ましくも、さぞかし平和に楽し ...

 ようやく、立坑櫓(たてこうやぐら)の裏側へと到達する。 見えない背中を そっと 手鏡で見るように… と言った歌があるが、裏に潜む爆発事故の痕跡を”まじまじ”とじっくり観察してみたいと思う。 建物の屋上部分が家庭菜園のようになっている。 この付近は現役で ...

 巨大廃工場跡と言っても、一部の施設は現在も稼動中とのことなので、そっちへも散策に行く予定。平日の昼前に誰もいないところを見ると、北海道のこういった一連の施設やお食事処などもそうだが、何を基準に休んでいるのかがイマイチ不明。東京だったら、床屋は月曜が定休 ...

 誰もいないひとりきりの、茫漠たる廃ファクトリーを、漂い続ける。立坑櫓を中心にぐるぐると周遊し、時には、まだ使用されていそうな建物を、チラリと覗きながら・・・ 穏やかに緩やかに、このスタンスを崩さないで行こう。 警察案件はむしろ、東京でのことの方が多い。何十 ...

 広大な敷地に散在する、数十年前に役目を終えた廃施設群。まるでテーマパークを巡るように散策を続ける。カラフルなポップコーンやチュロス、はたまた、道民のソウル・スナック『ビタミンカステーラ』などを屋台販売しておくれと・・・、そこまでの贅沢は言わないが、ドリンク ...

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