仄暗いお散歩

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カテゴリ:バックパッカーは一人北朝鮮を目指す

 昔、テレビの特集でみた「ギアナ高地」の特集が忘れられなくて、いつかあのような世界中にある絶景をこの目でみてみたい、との思いを抱きながらも、うだうだと燻っていたあの日あの頃。 自分の環境や時代の移り変わりが急変したということもあり、”来るものが来たか”と ...





 日本国内で北朝鮮観光を取り扱っている旅行会社に「年末年始を平壌で迎えたいのですが・・・」と、とりあえず希望を出してみた    が、向こうもいろいろ事情があるらしく、その時期は催行をしていないとのこと。帰りは瀋陽OUTで中国国内の旅行も考えていたため、余裕を ...

 平壌駅行きの夜行列車に乗り込む。中国国内での寝台コンパートメント使用は、正確に言うと2回目。前回は北京駅から満州里経由、モスクワ行きのシベリア鉄道。その時のコンパートメントは、ベッドが縦に3台並んだ3人部屋で、今回の部屋と比べて半分ほどの狭さだった。当時、 ...

 北京駅発、平壌行きの夜行列車は、翌朝の8時過ぎに、丹東駅に到着。鉄橋を渡れば、すぐそこはもう北朝鮮だ。 ホーム上に免税店がある。 列車から降りて買い物をしている人は、例の黒スーツ姿の朝鮮労働党の人と思われる方々。 日本で言えば4tぐらいの規模の結構大きめの ...

 中朝友誼橋を列車が通過し、無事北朝鮮入国を果たす。程なくして駅に停車をする。 列車はすぐ動きそうもないので、寒風吹きすさぶ中、ホームに降りてみようと試みる。中国の国境から近い駅ということもあり、ホームの上には北朝鮮の兵士が等間隔に配置されている。列車の ...

 同じコンパートメント内のニ人の北朝鮮ビジネスマン達は、僕に向かって別れの挨拶を済ませると、足早に薄暗い平壤駅構内の中に消えて行った。 視界も効かないような暗がりの平壤駅のホーム上で、置き去りにでもされたかのようになる。 いい歳になった大人が、これほどの ...

 朝食を終え、通訳兼ガイドの二人と待ち合わせているホテルのロビーに行く。 そのロビーだが、まずなんとも寒すぎる。朝食を食べたレストランでさえ上着着用でないと肌寒いほどだったが、ここのロビーは外気温とさして違わないのではないかと思えるぐらいの、床より染み出 ...

 次の行き先は地下鉄だった。たった一区間だけの乗車だという。ただの公共機関の乗り物がイベント化してしまっているところが、なんとも北朝鮮らしい。 地下鉄駅へと僕とガイドの二人を乗せた黒塗りのアウディーが乗り付ける。改札口の横にある、電光式路線案内図のボタン ...

 お次は、例の、金日成主席のどでかい像があることでもお馴染み、「万寿台(マンスデ)の丘」に連れていかれる。 旧共産圏などでもよく見られる、途方もない労力を費やして作成されただろう、銅像。 採算度外視だから、とにかく、圧倒される存在感だった。 これが、金日 ...

 平壌第一百貨店へ来る前にガイドから「ちょっと時間がありますので、どこか行きたい所はありますか?」と聞かれたので、ネットカフェに行ってみたいと希望を出し、連れて行ってもらうことになった。  平壌のネットカフェの場所は、市内の中心部にあったが、大通りからは奥 ...

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