登別の廃墟中華テーマパーク「天華園」で己の中の「中国」を、あの五重塔の中で発見する。 あの頃の慎ましかった中国に、なんと、登別の山の中で触れて、あまりにも変貌してしまった、現在の彼らと比較をして愕然としながらも、『いつか憑物はとれる、この国だってそうだ ...
カテゴリ:鹿旅情、廃ホテル滝本別館
「廃ホテル地下の暗がり」 鹿旅情、廃ホテル滝本別館.2
要塞化していたかに思われた、廃墟「第一滝本館・ホテル滝本別館」だったが、探索者による執拗なまでの周囲周辺部探査活動の結果、そんなに衣服を汚したり擦り切らせることもなく、穏便に、内部への第一歩を、踏み出すことに成功。 壁とカーペットの色が同色。オレンジに ...
「廃部屋巡り、鹿巡り」 鹿旅情、廃ホテル滝本別館.3
廊下の端、行き止まりにはカウンターがあり、呼び出し専用の電話が置かれていた。 後方は部屋とつながっていると思いきや、狭いただの密閉空間。戸やドアも無い。 人が中へ入る時には、大股でこの木製の大型カウンターを、乗り越えていたのだろうか。 『女中控室』の表 ...