度重なる風営法の改正により、パネル写真で部屋を選んで管理人と顔を合わせずに部屋へ直行だったり、鏡張りの浴室や回るベッドといった、いわゆる昭和のラブホテル様式のラブホは、現在は新規で建てることができないのだという。 今も生きながらえている昭和からのラブホ ...
カテゴリ:湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き
「すさんだ家族の住居棟」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.2
湖畔の廃墟ラブホテル「アリス」の城らしき建物の内部が見渡せる入り口に立つ 台所でせわしくルームサービス用の食事を調理しながら、時にはフロント用の窓口で受付業務をこなす。お婆ちゃんも駆り出されて、家族総出深夜問わずに大忙し。 電源のコントロールシス ...
「覚悟を決めた瞬間」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.3
二階の住居部分にあるトイレは充分磨き込まれていて好感のもてるものだったが、心無い侵入者達によって便器内には水洗タンクの浮き球が詰め込まれていた。 盛大に割られた陶器製の洗面台。 血気盛んな若者達の掃き溜めの場となってしまっているようなので、深夜にここへ ...
「危機を救った、世界アイテム」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.4
止めようのない猛烈な便意から、いい加減覚悟を決めて、このラブホテル内の敷地内の、一応、後から侵入者がやって来た場合を想定して、ワンクッッションの余裕を持たせ、物陰の死角になるような場所を選び、ここがベストだろうという場所にゆっくり屈み込む 本当は ...
「未来過ぎた廃設備」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.5
廃墟ラブHOTEL「アリス」の敷地内にて、僕による特大の残痕をどう処理しようかと五分ぐらい悩むことになった。水をどこからか調達して来て、やれるだけ、流した方がいいのか。手を汚しながらも、土をかぶせるのが人道的なエチケットであるのか。 まず、普通の人が当分の ...
「晒された、廃墟少年たち」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.6
バブルが崩壊して破綻した別荘地に放置されたままのコテージのような、とある一室に入ってみた。 一番上の通信カラオケのあった棚は空(から)になっている。転売可能だったのだろうか。その下の細い枠の中はミキサー。そして、VHSのビデオ・デッキ、有線放送、と並んでい ...
「サバイバル・ロードの廃駐車場」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.7
地方のローカル線の駅のトイレのようなデザインのようにも見えるが、れっきとした、ラブホテルの離れ小部屋、とある一室。 無理矢理こじ開けられたドアの間隙。そこまでして中を覗く価値はあったものかと、ちょっと確認をしてみることに。 ドアはこれ以上開かない。体を ...
「女性オーナーと並ぶ大スター」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.8
電気自動車会社テスラのイーロン・マスク氏が開発中の、超音速列車「ハイパーループ」を思わせるような、フロントと宿泊部屋間でのお金や領収書のやりとりを、パイプの中の圧縮空気もしくは真空圧を利用して行う”エアーシューター”を備えていた、ラブホテル「クイン」最 ...
「廃墟めしと最終コーナー」湖畔の廃墟ラブホテル訪ね歩き.9
最奥部の、にしきのあきらと並ぶ女性オーナーらしき記念写真のあった住居棟を見終え、ここからあとの出口まではもう僅かしか離れ部屋も残されていないということで、一息つく余裕もあったことから、カメラ用バックパックの背面チャックから、小パック入りのクラッカーを取 ...