仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地、残留物

カテゴリ:神奈川県

 無残にも壁一面が剥ぎ取られたかのように映画のセット状態の吉祥寺ご住職の自宅二階。 壁の板はどこへいったのだろうか。 一部が長年に渡って剥がれ落ちていき、そのたびに檀家さんが後片付けをする。いつしか、横一面が無くなっていたとか。 ここまで切り口も鮮やかに ...





 夜逃げ時の慌ただしさが窺える、開きっぱなしのタンスの引き出しの角部分に引っ掛けてあった、昨日の晩の脱ぎたてであるかのようなせわしさの籠もる佇まい、荒々しい皺を留めたまま、ひと目でわかった、ご婦人用のくたびれた生活使用感のあるよれよれレース下着。 人生の ...

 最強のセキュリティーシステムを誇ると言われている、このラブホテル「ローヤル」。数々の困難を経て、ようやく最上階まで到達するに至った。 思えば、枠に囚われて身動き出来ずに、まるで、一枚の絵画のように空中に留まったまま、首の激痛とともに時間だけが経過してゆ ...

 台所の次はお風呂場に移動した。飛ばそうかとも思ったが、浴槽の蓋を捲れば何か面白い物が見られるんじゃないかと、貪欲な僕は、ここでも見逃すことは出来なかった。 壁を突き破って木の枝が浴槽に絡まりかけている。 浴槽の蓋は開いたままで、特にネタになりそうな物は ...

 二階の廊下の突き当り、トイレ横の階段を降りてゆく     食事をするでもなく、ちゃっかり、トイレでウンコだけしていってやろうという輩が続出したことに業を煮やし、あのような憎悪丸出しの張り紙を断腸の思いで貼り出した、お祖父様。 灯火が消える前の最後の一閃 ...

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