仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地、残留物

カテゴリ:一家蒸発の絶望工場

 前からあたりをつけていた、とある物件を訪ねる途中、ある湖の手前に差し掛かった時、その廃工場は視界に入って来た。 トタンの簡素な平屋。廃工場だろうという第一印象はほぼ当たっていた。意外だったのは細長くて入ってから奥へと伸びていたこと。奥の方は家族の住居棟 ...





 建物の入り口から入ってすぐ、事務所区画にあった机のサイドには小さな引き出しの棚が顔を揃えてズラリと並ぶ。未使用の文房具などがたくさん詰め込まれていた。 身支度をして去っていった、とは思われないような、時間の流れが突如振り下ろされた斧で断ち切られたような ...

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