仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地~残留物調査&探索記ブログ

カテゴリ:廃屋

 想いを重ねるほど胸掻きむしられるほどに愛しい、雲の上の天使のような憧れのスーパーアイドル「南野陽子」と、眠りに落ちるまでのひと時、そして、夢空間でさえ、一緒にいられたらどんなに幸せかと、決して裕福でなかっただろう家のなけなしのお小遣いから工面した僅かば ...





 途切れることのない、隣家からの薪割りの音が、なぜか懐かしく感じられる。 久しぶりに聞いたような、その安定した等間隔の脈打つような手慣れた力のこもった熟練者による、斧を寡黙に振り下ろす、鼓膜を弾くように響く、渇いた、カッツシーンという、破砕音    これ ...

 廃屋の階段を二階へと上がって行く。階段を一歩一歩踏みしめる際に片方の足にのしかかる自重が、想像以上に階段の踏み板を撓ませ、それが壁に伝って小刻みに壁表面を震わせて、少し遅れてから家全体を揺り動かすような、酔いのような揺れを生じさせた。 その場でじっとす ...

 青年家主の部屋手前にあった小さな洗面所は、隣接する三軒長屋の廃屋撤去の工事をする際に、境界線上にあったからなのか、もぎ取られるようについでに取り壊されてしまったようであった。 その洗面所のあった部分には大きな抜け穴のような、人ひとり通れる亀裂が出来てお ...

 前日に寄ったのが、オホーツク海に面する浜頓別にあった、営業中なのか廃墟だかの見当がつかなかった、時の歪から転げ出たかのような、三菱スタリオンのポスターが壁に貼られたままという、今となっては、夢か幻にでも見た、いや、写真として残っていたので、現実であった ...

 奇跡的なことに、東京都、杉並区の   とある森の中に潜り込み、その存在を森の奥深くより探り当てることになった。 ある青年家主の眠れる廃屋。 解体間近であると情報を聞きつけ、それならばと、最後に青年家主の書斎の探索を、洗いざらいやっておこうと、再訪の運び ...

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