仄暗いお散歩

廃墟 廃屋 事件現場 カイラスチャンネル(You Tube)

カテゴリ:北海道

 図書室の床にうず高く積み上げられていた学研の「学習まんが」シリーズ。 薄暗くてジメジメと湿気のある廃校でいい大人の男がたったひとり、あまりにも懐かしくてまるで尊いものを崇めるように正座をしてハハァと神仏を拝むかのように思わず抱きしめかねない衝動を自制し ...





 校舎から便所部分が切り裂かれでもしたかのように崩れて落ちて、裂け目が生じていたので、そこから体を蟹のようにして僅かな隙間より横歩きで侵入を試み、見事成功を果たす。 目の前の家庭科室に入ってみた。 家庭科の時間。 懐かしい記憶には違いないはずだが、何をや ...

 念願の場所を 見終えた僕は、 鴻之舞鉱山の森のどこかにあるという、 やすらぎの郷、 週刊ベースボールハウスへ、満を持して赴くことになった。 ここ数年来通っている、週刊ベースボールハウス。 ここはゴーストタウン。一般人なら薄気味悪がって車をとめることさえ ...

 羽幌炭鉱の最盛期の昭和40年頃、今では跡形もない、国鉄の羽幌線、羽幌炭礦鉄道築別線、上羽幌線が通る羽幌駅の駅前には、居酒屋、パチンコ店、病院、映画館、50mプールまでもが軒を連ね、大変な賑わいを見せていたという。 現在、そんな喧騒はどこへやら。羽幌の町を歩い ...

 ツーリングマップルの中扉のカラー写真に胸を射抜かれてから、もうどれぐらいの年月が経っただろうか。 かつて、寝ぼけ眼で、朝焼けのギリシャのエーゲ海の船上から見たキプロス島、白じむ石造りの建造物と重なり合うような、紋別鴻之舞のコンクリート神殿のごときこの建 ...

 当時はこのアーチ型の入り口から出入りしていたようだ。 北海道の建物の多くがそうであるように、防寒のために二重にドアが設置されていたはずだが、今やその二つのドアは侵入者にこじ開けられたのか、中途半端に壊れたガラス戸は危険なので管理者により安全性を考慮して ...

 開閉式の窓枠はだらしなく開け放たれていた。ほぼ全ての窓ガラスは消失している。それがヤンキーの仕業ではないことは、落書きが無いことや花火の燃えカス等が見当たらないことで大体察することができる。 豪雪など、過酷な自然の仕業でしょう。 これ幸いと窓から入ろう ...

 かつて賑わった街はほぼその姿をとどめていないが、道路から少し森を分け入った先には、まだこんな頑強そうな煙突が数ミリも傾くことなく、青い空の中に無駄に立たされ続けているようだった。 昔、こんな形をしたドーム型の倉庫でお婆さんが一人でやっている怪しげな焼肉 ...

 単純に真ん中へんから一枚の板で区切ってしまうと、雑誌やワインの瓶などは置けなくなる。そこで、二枚の棚板を段違いに組み合わせることで、見た目を損うどころか風流さを加味したうえで、一定の高さを保つスペースを確保することができる。「違い棚」と呼ばれる、飾り棚 ...

 前にここへ来た時には、鴻之舞の森の外れに不自然に直線的に整地された土地を眺めて、あぁ、これは元鉄道の廃線跡に違いない、と確信し、薄荷スプレーを吹き付けられたような、ひんやりとした心地のよい初冬の風を頬に受け、気分も爽やかに、森に伸びていただろう消失した ...

↑このページのトップヘ