仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、事件現場・・・ひとり探索記ブログ~ Dark Walking Tourism ダークツーリズム

カテゴリ:北海道

 白河たちは金山の店を後にして薄暗い通りを並木駅へ向かって歩いた。路地の街頭は雑草に浸食された古い町並みを寒々しく照らしていた。「・・すると“妹は、もう三角ちゃんだから”という言葉の意味は・・。」 俯いたサブの問いに白河が答えた。「ええ、姉は今では山角家 ...





 キョーコさんがひとりで家にいる時に、”あの”勧誘がやって来る。ウンザリとしているキョーコさんのその口ぶりから、それは今日だけのことではなく、しつこく何度も来ている様子。 以前のこの日記のエピソードの中にも、実は、そういったたぐいの話しが存在していた。  ...

 カウンターに置かれていた、おそらく、チニカのハード・リピーターから送られて来たと思われる、数通の絵葉書。 ライダーの熱がほとばしる、心を揺さぶられるようなその文面を、暗い廃墟でひとり立ち尽くしながら、読みふけってしまう。 かつて僕は、北の大空の下を、ス ...

 その場の雰囲気を取り繕うかのように白河が言った。「そうだ、金山さんのほかに宮脇さんとか山角さんとのお名前も出てくるんですが。」「宮ちゃんはなあ・・早かったよ、成人して直ぐに事故でなくなったよ。早かった・・」 金山はグラスを拭く手を止めて、ため息と一緒に ...

 月あかりが青く照らす北の大地の草原の中の一軒家のロフト部屋のような二階にて、キョーコさんは感傷的になりながらも、また、受験生でありながら、お祭りの前哨戦でもある、「夜みや」に参加をしてしまう。 人生を決めることになりかねない、受験日が近いというのに、特 ...

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