仄暗いお散歩

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カテゴリ:廃墟

 僕の廃墟巡り史の初期頃に行った北海道の雄別炭鉱の病院のような、樹木に覆われた中から暗い顔をのぞかせるほぼほぼ半壊している建物の階段を駆け上って二階に到達。 大鉈が振り下ろされたような裁断面を見せる崩落部分。 何をどうするとこんな崩れ落ち方をするのか   ...





 廃墟「行川アイランド」園内を亡霊のように彷徨っているという謎のバンガロー。 一回目の探索では発見出来なかったが、読者のSgt.Kさんの情報提供もあり、動画を撮影しに行った二回目の探索では無事巡り逢うこととなった。 ちなみに、こちらの画像は現在の廃墟バンガロー ...

 今では、断面丸見え構造と成り果てた母屋の二階から奇跡的に発掘された、ご住職一家の知られざる華麗なる暮らしぶりが窺える一冊の写真アルバム。 正座をして、呼吸を整えてから、ゆっくりと表紙をめくってみる       ショートヘアにパーマをあてているのは、ご主 ...

 工場を通り抜けて、家族の住居部分。 砂壁が立ちはだかる床の間に、これは、バッファローの角だろうか。 時代的に、ご主人がキン肉マンの名脇役「バッファローマン」の熱烈なファンゆえに買い求めた可能性もあるが、定かではない。 いずれにしても、僕の人生において、 ...

 お宿の駐車場に捨てるように置かれていた、日本人形。 数々の廃屋を見て来たからこそ言えるのだが、こういったケースは実に多い。 旅立つ準備として家中の荷物をまとめる。 でも、全部は持って行けない。 必要な物だけが選別される。 思い出の人形があったとする。  ...

 物置の扉を開けてみた。 居住者が居なくなってそのままの姿なのだろう。常用されていたと思われる”魔法瓶”が次の出番を今か今かと待ち構えているかのように食い気味でぶら下がっていた。 水筒というより、魔法瓶。内層がガラスで出来ていて、遠足に持っていこうものな ...

 教室後方に飾ってある顔のオブジェに近寄ってみる。 プールで溺れかかって助けを求めて必死の形相で水面から顔を出している少年達の苦痛に歪んだ顔にしか見えないが、おそらく、歌を歌っている時の顔なのだろう。  極端にデフォルメ化された猫か。 時過ぎて、もぎられ ...

 おもむろに部屋に入ってみる。 天井部分が抜けて空が見えて隙間から日が差し込んでいる。 壁が眩しく照らし出されて幻影のように浮かび上がって神々しくも見えた。 しばらくその場で身動きが出来ず、立ちすくんだままかすみがかったような壁を凝視し続けていた、僕   ...

 エントランスホール脇の残留物の山の中には、カズ少年の夢を言葉にしたであろう『サッカーノート』も一緒に置かれていた。 Jリーガーを皮切りにして、やがてはプレミアリーグに所属して現地の人も驚きの大活躍、そして、日本代表のユニフォームを着てワールドカップに出場 ...

 陶器製らしき、潰れた饅頭みたいな物に被さるちょっと重量感のある蓋を開けてやると、こんもりと入った灰が顔を覗かせた。 これが火鉢というもののようだ。 時代劇でしか見たことがなく、日常の使用品として実際に部屋に置かれているのを直に見るのは初めてのことだ。  ...

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