仄暗いお散歩

廃墟、廃屋、空き家、所有者不明土地、残留物

カテゴリ:廃墟

 旧本堂のすぐ隣にある、故ご住職のご自宅であったであろう建物。 壁には好き勝手に竹が這い、土壁は崩れ、柱は腐りかけ、今にも全体が轟音を立てて崩れ落ちてきそうだった。 一階部分は納屋になっている。となれば住居部は二階ということになるが、二階入り口への階段は ...





 和歌子部屋には交換日記だけではなく、日々の生活を記述した彼女個人としての「日記」も実は残されていた。 今回改めて表紙を眺めてみると、探索時には目にも入らなかった、オリジナルに加筆されたであろうある差異に気づく。擬人化されたウサギの周囲に三角や四角の図形 ...

 建物の入り口から入ってすぐ、事務所区画にあった机のサイドには小さな引き出しの棚が顔を揃えてズラリと並ぶ。未使用の文房具などがたくさん詰め込まれていた。 身支度をして去っていった、とは思われないような、時間の流れが突如振り下ろされた斧で断ち切られたような ...

 廃墟ガソリンスタンドの事務所の表のドアは閉まっていたが、裏のドアは奇跡的にも開いていた。この中を見ない理由は無いので、平身低頭、見物させてもらうことに    窓とガラス戸の向こうは道路を一本挟んで寝具店が営業中。うら寂れた商店街、寝具店の店主はどうせご ...

 二階廊下の突き当り、トイレ横のドアからテラスに出てみる。 斑に群生するスナゴケの敷物を踏んで、前へ、前へと。振動が薄い鉄板を伝って階下で反響音となって返ってくる。 数歩歩くと苔についた露がカーゴパンツの裾をしっとりと濡らしていた。帰途もバイクなので気に ...

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