北海道の弟子屈町、クッシーでおなじみの屈斜路湖の湖畔に眠る、その昔栄華を誇っていたという、巨大レジャーランド施設「いなせレジャーランド」。朽ち逝き続け、森の中へと静かに消えようとしている、その前に、思い出に留めておかねばと、ふと立ち寄ってみる。 ...
カテゴリ:荒廃、『いなせレジャーランド』散策
「廃アスレチックランドフィールド」 荒廃、『いなせレジャーランド』散策2
ディザスター・ムービーの様相を呈し、破壊の限りを尽くされた入り口付近を通り過ぎ、お出迎えをしてくれたのは、ヘルスセンターの正面、屋根に描かれた、微笑みの動物たち。 ...
「アスレチックから温室」 荒廃、『いなせレジャーランド』散策3
荒れるがままに放置され、ファミリーでさぞ、賑わっただろう弟子屈のUSJも、今では遠い昔のおはなし。寒空の下、野郎一人で広大なスペースのアスレチックランドに、挑んでみるとする。 ...
「歴史の闇」 荒廃、『いなせレジャーランド』散策4
廃温室がぎっしりと並び、更にこれまた夥しい数の宿泊施設も見えてきた。この大空間にただひとり、野生のクマの出現に怯えつつも、いなせレジャーランドの没落した理由を、ひとつひとつ検証していきたいと思う。 ...
「タイムトンネル」 荒廃、『いなせレジャーランド』散策5
いなせ農園を抜けると、そこには当時の旺盛を物語るように、宿泊施設がどこまでも立ち並んでいた。観光客用のコテージ風の施設には、住み込みの従業員らしい人達の部屋もあり、中にはまるで突然に夜逃げでもしたかのように、生活用品などが投げ捨てられ散乱をしている状態の ...
「原始林大広間」 荒廃、『いなせレジャーランド』散策8
ジャングルのような草原地帯に打ち捨てられた廃車両たち。それらをやり過ごし、視界に入ってきたのは体育館のような建物。鍵は開いているというより、ウェルカム状態なので、隙間より入らせてもらいます。 ...
「鹿苑荘と地図」 荒廃、『いなせレジャーランド』散策9
大広間のある建物を終え、宿泊施設の並びの反対側へ折り返す。もうキリが無いので、とりあえず方角的には来た道の方へ進むが、配置が多重構造なので、全ての物件に目をやれないのはしょうがないところか。 ...
「瓦礫に埋まった未来」 荒廃、『いなせレジャーランド』散策10
森に埋もれた廃レジャーランドの散策。それはあまりにも途方もなく広大で、終わりが無いようにも思われた。が、ようやく自分でも納得できる道程をこなしたか、、、と、眼で目測で感じ取り、二の足の激しい傷みで実感する。で、、安息の場で見つけたのは、廃墟化した現在とは ...