釧路にある幻の駅と言われる廃駅、「尺別炭山駅」へ行く前に、JRの尺別駅に寄ってみる。
駅前には夥しい廃屋群が広がる光景。
散策をしてみると、完全に無人となった地域ではなく、少し行ったドンつきには、かなり老朽化はしているが、人の住む家屋が何軒かあった。
かつて、炭鉱で働いた人が余生を送っているのだろうか。
後日の衛星放送「秘境駅シリーズ」で、尺別駅が紹介されていたのに相応しく、付近一帯の寂寥感は、ひとりでふらふらしていると、物悲しくさえ感じてきてしまう。
では、まずは、駅舎チェックから…
急な腹痛をもよおし、尺別駅のトイレでウ◎コを・・・
めちゃくちゃ綺麗とまではいかないものの、清潔で落ち着くお手洗い。
待合室。
当然、無人駅。
普通運賃表。
その昔、廃線になった白糠線の終着駅「北進駅」には、当時衝撃を受けたのを覚えている。
何もない山の中の、ホームだけの駅で、少年だけが下車。
それこそ、山林に吸い込まれて消えてしまうかのように、ひとり去って行った。
その他の乗客は、間もなく廃止になる白糠線を記念にと乗りに来た鉄道マニアばかり。
ワンマン列車で運行中。
鉄道だけで暮らす人には厳しいダイヤ。
未来永劫、もう賑わうことのないホームとベンチ。
この時点で、この駅が秘境駅だと紹介されていたはずですが、かなり時間を費やしたにもかかわらず、誰も見ることなし…
このシチュエーションで飲む缶コーヒー(持参)は、最高。
メンテも大変そう。
駅を後に散策。
かつて炭鉱の町の子供が遊んだブランコ?
ネットが無く、一人づつ電話がもてなかった時代の、貴重な情報網。
駅の真ん前がこの廃屋。
炊飯器を発見。
ライトの形がブルーバードっぽいけど、よくわからず。
※クレスタの初代、後期型とのことです。
ひとし様、ありがとうございました。
もう少しクネれば、インセプション。
そんなに古くもない、マツダ?のSUV車。
※フォルクスワーゲン ゴルフ シンクロかカントリーとのことです。
クルマ好きの名無し様、ありがとうございました。
ギリ、ゴミ屋敷に見えるが、無人の廃屋。
軽の4WDハイルーフワゴン。
※スバルのサンバーとのことです。
札幌のサヤカ様、ありがとうございました。
まだ人の気配を感じる、最奥の住宅群。
テレビの秘境駅シリーズでは、この中の住人の方のインタビューをとっていたので、尺別駅の歴史に興味をもった人にはお勧め。
おわり
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コメント
コメント一覧 (6)
ひとしさん
クレスタの方ですか。
僕もよくわからないので、追併記しておきます。ありがとうございます。
前期は角目4灯でした。
白いのはマーク2三兄弟のチェイサーかクレスタですか。フロント部分がほぼ崩壊しているのに、よくわかりますね。
ハイルーフのがサンバーと。
僕は廃車を見つけると、グローブボックスの中をのぞくのが好きなんですが、尺別でもやればよかったと、後悔してます。
軽の4WDはスバルのサンバー。
紺の車は上記の殿方が言っている通り、フォルクスワーゲンの
ゴルフと推測しますが、一般的な車両(本国でも大衆車)です。
そんな派生車種があったんですね。しかもエライ格好良い。モロ最近の傾向を先取りしていたRV仕様。正規輸入が110台だとか。廃墟に放置なんて勿体無い。
ご指摘、ありがとうございました。